GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

NISAロールオーバーの季節がやって来たのである その2

 9月16日、奥様が証券口座を開設しているマネック証券から、「NISA・ジュニアNISAロールオーバーのお手続き変更について」と題する案内が送付されてきたのである。マネックス証券は、これまでNISAのロールオーバーの手続きを、ロールオーバー移管依頼書を郵送というアナログな手続き、しかもA4サイズの書類なので、紙、封筒、郵便料金が必要となる効率の悪い手続きだったのである。それが、今年からからウェブサイトから申し込みできる旨の案内なのである。なお、PC・スマートフォンなどが一時的に利用できず、ウェブサイトからのお申込みが困難な顧客には、郵送での手続きも用意してあるのである。

マネックス証券からのロールオーバー手続案内案内

 NISAがスタートしたのは2014年、最初のロールオーバーの手続きは2018年ということで、2018年から2021年と4回にわたったアナログな手続きが、漸くウェッブ手続きに切り替わったのである。SBI証券は最初のロールオーバーである2018年からウェッブ手続きを採用していたので、マネックス証券の遅れは、日本のデジタル化の遅れを垣間見るようなものなのである。 

 このように便利な手続きが導入されたのであるが、奥様は将来の相続手続きを簡単にするため証券口座をSBI証券に一本化する最中ということで、2023年からNISAはSBI証券に変更する予定なのである。つまり、ロールオーバーはしないのである。

クリエイト・レストランツ・ホールディングスがベーカリーチェーン「サンジェルマン」の株式を取得するのである

 9月15日、クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)から、「株式会社サンジェルマンの株式取得に関するお知らせ」が発表されたのである。関東を中心に展開するベーカリーチェーン「サンジェルマン」を運営する株式会社サンジェルマンの株式を日本たばこ産業株式会社から全て取得し、連結子会社とすることとなったのである。併せて、サンジェルマンの100%子会社である株式会社北海道サンジェルマンも同時に連結子会社になったのである。

 この株式の取得について、クリエイト・レストランツ・ホールディングスは、「サンジェルマンは、1970 年に第1号店を出店した伝統ある関東地盤のトップベーカリーの一つです。現在、「サンジェルマン」、「プルミエサンジェルマン」等のブランドで 78 店舗を展開し、創業当時から受け継がれる丁寧な商品作り、素材や製法にこだわった商品開発、店舗や FSSC22000 取得の横浜工場での最高水準の安全管理から生み出される商品は、お客様の日々の暮らしに溶け込み、親しまれ、高い支持を得ております。また、北海道サンジェルマンは、北海道全域の主にスーパーマーケットに「レフボン」、「サンヴァリエ」等のブランドで 68 店舗を出店し、その焼きたてで高い品質の商品は、サンジェルマン同様に、地元のお客様の日々の生活を支えています。当社は、昨年7月に掲げた中期経営計画において「アフターコロナを見据えたポートフォリオの見直し」を第一の柱と定め、「日常」、「定番」、「地域密着」をキーワードに新たなポートフォリオの獲得を目指してまいりましたが、今回のサンジェルマン及び北海道サンジェルマンの当社グループへの参加は、正にこの戦略に沿うものであります。」と説明しているのである。とは言え、サンジェルマンは、債務超過に陥っており(株式取得までには解消予定)、簡単に再建できるとは限らないのである。クリエイト・レストランツ・ホールディングスは、「両社の持つ伝統のブランドと厚いお客様基盤に、当社の持つ外食専業企業としての店舗運営ノウハウを加え、新規出店やイートイン強化を含めた店舗改装等の前向きな投資を進めることで、両社の新たな成長を進めていく考えです。」という方針なので、これに期待するのである。

 今回の発表では、クリエイト・レストランツ・ホールディングスの株主優待がいつから使えるのかについては言及がないが、株式の取得予定日は12月1日なので、この日から使えるようになると推測されるのである。ということで、パン好きの奥様は喜んでいるのである。

サンジェルマンのHP

 

ロイヤルホールディングスから株主優待券が届いたのである

株主優待


 9月16日、ロイヤルホスト、天丼てんや、リッチモンドホテル機内食事業を展開しているロイヤルホールディングス(8179)から、2022年12月期第2四半期の株主優待券が届いたのである。ロイヤルホールディングス株主優待は、次のとおり、12月末、6月末、保有株数に応じて株主優待券(500円、有効期限1年)が貰えるのである。ロイヤルホールディングスは、コロナ禍の影響をモロに受け無配に転落しているが、従来から第2四半期は配当が無いのである。

株主優待制度

 株主優待券を使用できるお店は、ロイヤルホスト、カウボーイ家族、天丼てんや、シズラー、カフェクロワッサン、などたくさんあるほか、空港内のレストラン、リッチモンドホテルでも使えるのである。ロイヤルホストは他のファミレスに比べ少々高めの値段設定なのと、投資効率を考えても1,000株保有するのがオススメなのである。また、ロイヤルホストのアプリ会員になり、本人と家族(計4人まで)の誕生日を登録すれば、誕生月にロイヤルホストまたはカウボーイ家族使える20%引のクーポンが配信されるのである。つまり20%引きのクーポンを利用すれば、24,000円の株主優待券で実質的に3万円分の食事ができるのでお得なのである。さらに、随時配信される個々のメニューの割引クーポンを利用すれば一層お得なのである。

 最後に、8月10日に発表された2022年12月期第2四半期決算短信によれば、売上高473億円(前年同期比22.5%増)、営業損失7億円(同営業損失52億円)、経常損失4億円(同経常損失50億円)、純損失6億円(同純損失31億円)、1株当たり利益-180052円(前年同期-80.23円)と、コロナ禍から回復しつつあるとはいえ、時短・休業補償金12億円があっても黒字転換できず苦戦しているのである。2019年まではインバウンド需要を享受していた外食、ホテル、機内食、そして空港・SAのレストランなどの事業が、逆にコロナ禍の影響をもろに受けることになってしまったのである。

 また、8月5日に発表された2022年12月期業績予想の修正によれば、売上高1,040億円⇒1,020億円、営業利益28億円⇒17億円、経常利益15億円⇒変わらず、純利益4億円⇒変わらず、1株当たり利益0.22円⇒1.60円と下方修正されたが、かろうじて黒字確保の見込なのである。また、配当予想については未定となっているのである。修正理由について、ロイヤルホールディングスは、「当該期間の連結業績予想につきましては、足元の「BA.5株」の流行による感染拡大第7波の影響に伴い、7月以降における既存事業の売上高は対2019年比で9割弱の水準に留まると想定しております。加えて、原材料費や光熱費の高騰による影響を勘案した結果、売上高、営業利益は前回発表予想を下回るものの、助成金収入の増加や持分法投資損益の改善により、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想から増減しない見通しとしております。」と説明しているのである。つまり、コロナ禍の影響が残るうえに、インフレの影響により、見通しは明るくないのである。

アルペンから2022年6月期株主総会招集通知、配当、スマート行使プレゼント企画の案内が届いたのである

 9月12日、アルペン(3028)から、2022年6月期株主総会招集通知、配当(期末25円)、そしてスマート行使プレゼント企画の案内が届いたのである。2022年6月期決算短信と2023年6月期業績予想は、既に8月7日に記載とおりであり、決議事項も特段注目すべき点もないのであるが、水野泰三会長を取締役に再任する提案が出されたのである。同氏は、2021年2月10日、ホテルで女性に暴行したなどとして、強制わいせつ致傷と窃盗、暴行容疑で愛知県警に逮捕され、2月12日取締役を辞任し、名古屋地検は、2月22日、不起訴処分にしたのであるが、その理由は明らかになっていないという経緯があるのである。因みに、2021年2月12日にアルペンが発表した文書「当社代表取締役会長が逮捕された件について」の最後には、「現在事実関係を確認中ではございますが、当社グループはこの度の事態につきましては厳粛に受けとめ対処してまいります。今後も新たな事実関係が明らかになり次第、情報開示させて頂きます。」と記載されているが、その後1年半情報開示は一切ないのである。結局、どこかの政党と同じように、不都合なことは明らかにせず、逃げ切るという日本人の悪いクセが出ているのである。加えて、これを直ぐに忘れてしまう、日本人も問題なのであるが・・・

 最後に、アルペンの株主名簿管理人が三井住友信託銀行証券代行部ということで、「スマートフォン用議決権行使ウェッブサイト「スマート行使」での議決権の行使後に、アンケートにご協力頂いた株主様の中から、抽選で応募者100名様につき1名様の割合で、QUOカード500円分を進呈します。」というプレゼント企画の案内なのである。昨年までは「スマート行使」は無かったので、今年が初めてということで、早速、スマート行使とアンケートに回答したのである。アンケート内容は、専ら株主の属性とアルペンに対する期待、投資方針などである。因みに、2022年はこれで累計27回行ったので、プレゼントが当たる確率=1-すべてハズレの確率=1-0.99²⁷=1-0.7623=0.2373、つまりプレゼントが当たる確率は23.73%まで高まったのであるが、残念ながら既に26回はハズレなのである。

三井住友信託銀行主催スマート行使プレゼント企画の案内

 

餃子の王将からスタンプ2倍押しキャンペーンのお知らせなのである

 王将フードサービス(9936)が運営する餃子の王将では、6月24日(金)から「2023年版ぎょうざ倶楽部お客様感謝キャンペーン」が始まったのである。2023年版ぎょうざ倶楽部お客様感謝キャンペーンは、スタンプ押印期間は6月24日(金)〜12月11日(日)、賞品の交換期間は7月1日(金)〜2021年12月25日(日)なのである。各種割引処理後の会計金額税込500円毎にスタンプを1個押印、次のとおり集まったスタンプの数に応じて、5%割引になるぎょうざ倶楽部会員カード、100円割引券、250円割引券、オリジナルグッズと交換できるのである。

  5個  100円割引券1枚

  15個 100円割引券1枚+250円割引券1枚

  25個 ぎょうざ倶楽部会員カード+250円割引券2枚

  35個 ぎょうざ倶楽部会員カード+250円割引券2枚+オリジナルグッズ

  50個 ぎょうざ倶楽部会員カード+250円割引券2枚+オリジナルグッズ

 そして、9月12日、餃子の王将から、9月16日(金)から9月30日(金)までの期間限定でスタンプ2倍押しキャンペーンの実施が告知されたのである。因みに、2021年9月もスタンプ2倍押しキャンペーンが実施されたが、期間は9月21日から30日と少々短かったのである。

スタンプ2倍押しキャンペーンのお知らせ

 

共立メンテナンスは「withコロナ」で復活途上なのである

 ポートフォリオのなかで唯一の観光銘柄である共立メンテナンス(9616)は、コロナショック時の2020年3月23日に1,800円まで下落したが、昨日(9月12日)、ザラ場で6,040円と年初来高値を更新し、2018年7月以来の6,000円突破、2018年6月18日の上場来最高値6,370円(分割調整済み)に接近したのである。2018年といえば、コロナ前で、入国旅客数年間4千万人を目標に、入国旅客が毎年過去最高を記録し、インバウンド需要が盛り上がっている時期なのである。

2018年1月からの株価の推移(出典:Yahoo!ファイナンス

 なぜ、共立メンテナンスの株価が好調かといえば、ひとえにコロナ禍の規制が徐々に緩和されていること、政府は入国旅客の1日当たりの上限5万人を緩和あるいは撤廃する方向で検討している旨の報道があったことから、今後、国内旅行客・外国人旅客の増加が予想され、必然的に業績回復が期待できる思惑で買いが集まったのである。つまり、「withコロナ」で復活途上なのである。コロナ禍の規制が徐々に緩和され、コロナ禍を経て利益が出やすい企業体質に変わりつつあるとはいえ、内外の観光客がコロナ禍前と同程度まで復活するのにはまだまだ時間がかかると思われるのに、株価だけはコロナ禍前の水準にまで復活するとは驚きなのである。ご主人は、金融緩和による余ったお金が行き場を求めて右往左往していると思っており、ミニバブルになるかもしれないと危惧しているのである。

キーコーヒーから株主総会議決権行使の謝礼が届いたのである

 9月9日、キーコーヒー(2594)から、第70期定時株主総会議決権行使の謝礼として、「株主様限定オリジナルブレンド ドリップ オン」3袋が届いたのである。オリジナルブレンドということで、原産国は「コロンビア、グアテマラ他」と記載してあるのである。

 まだまだ、暑い日が続いているので、もう少し涼しくなってからのお楽しみにするのである。

議決権行使 株主様限定オリジナルブレンド ドリップオンのご案内

株主様限定オリジナルブレンド ドリップ オン