今朝、ご主人が、突然、パソコン画面を見ながら、「え!予想外やなー」と大きな声を上げた。ご主人に近づくと、日本モーゲージサービス(コード7192)の株価が、予想外に大きく上昇したのだよ、とトロに説明してくれたのである(終値は2,261円、+202円、+9.81%)。8月7日に発表された株式の分割と株主優待の変更、そして第1四半期の決算短信を受けたものと思われるが、ご主人はどうも納得いかないようである。
ご主人によると、日本モーゲージサービスの決算短信で10%を超える増収、増益ではあるが、株価が10%近く上昇するほどのインパクトはないと思うし、9月末中間配当及び株主優待を実施していないので、今株を保有していない者が、株主優待を取得するためには、2021年3月までに300株を購入し、2022年3月まで継続保有する必要があるため、2021年3月までに購入すればよく、今慌てて購入する必要はないのである。また、2020年3月末に100株所有の株主は、8月末の株式分割後、来年の3月末までに、100株を追加購入すれば、新しい株主優待基準を満たすので、慌てて今50株以上を購入する必要がないのである。そして、2020年3月末に150株以上保有している者はそのまま保有を継続すればよいのである。
いずれにしても、8月7日のプレスリリースは、2021年3月の株主優待を取得できる条件についてだいぶ混乱を招いたようで、翌日は土曜日にもかかわらず新たなプレスリリース「株主優待制度の変更に伴う諸条件についてのお知らせ」、連休明けの11日には「株式分割後の諸条件についてのお知らせ(図解版)」が発出されたことからも推測されるのである。
詳しくは日本モーゲージサービスのHP(https://www.msj-group.jp/ir/)を見てほしいのだ。