GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

2020年を総括、コロナ禍で苦戦した1年なのであるなのである

 12月30日(2020年大納会)、日経平均株価は27,444.17円、前日のザラ場で30年ぶりの高値27,602.52円からは少し下がったが、2019年大納会の23,656.62円から3,945.9円(16.7%)上昇したのである。東証1部全体の指標であるTOPIXは1,804.68、2019年大納会の1,721.36から83.32(4.8%)と日経平均株価を大きく下回るのは、やはりコロナ禍で影響を受けた企業が多かったと思われるのである。

 ご主人のポートフォリオはこの1年間6.1%のマイナスと苦戦したのであるが、コロナ禍で外食が悪影響を受けたことと、物流系以外のリートが低調だったのが、主たる要因なのである。唯一の投資信託であるさわかみファンド(+11.1%)、個別株では、イオン(+50.1%)、日本取引所グループ(+36.7%)、日本モーゲージサービス(+35.9%上昇)、ベネフィット・ワン(+34.9%)、アルペン(+33.0.%)、ケーヨー(+27.9%)、イオン北海道(+23.2%)、GLP投資法人(+20.5%)など良好なパフォーマンスをあげたものもあるが、ご主人の方針の一つである株主優待重視が裏目に出た1年なのである。

 ご主人の投資方針は、株主優待重視、配当重視、長期保有なのである。そのポートフォリオは正確な記録がある2012年以降+22.2%、13年+46.8%、14年+26.1%、15年+31.4%、16年-2.8%、17年+31.0%、18年-4.2%、19年+24.0%、20年-6.1%と9年間で6勝3敗とイマイチであるが、大きなプラス、小さなマイナスの結果4倍以上の上昇を達成したのである。

 そして、長年退職する2020年以降は年間配当500万円を目標としてきており、2019年には年間配当501万円を達成していたので楽勝と思っていたが、2020年はコロナ禍で減配・無配銘柄が続出した結果461万円と達成できなかったのである。2020年3月の時点で、コロナ禍がこれほど深刻かつ長期化すると思っていなかった判断ミスは大いに反省しているのである。