GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

2021年の方針は様子見、忍耐の1年かもしれないのである

 新型コロナ感染拡大が続くなか、連日新規感染者数が最多を更新している状況では、短期的に経済の回復は期待できないのである。とは言え、大規模な金融緩和・財政出動、ワクチン接種開始に動意づいたマネーにより、日経平均株価は30年ぶりの高値を記録し、米国では大晦日にダウ平均株株価、S&P500が最高値を更新するなど、実体経済と乖離し始めているような状況なのである。

 ということで、今後、新型コロナ感染拡大が継続し、時短営業、GoTo施策の停止、緊急事態宣言、東京五輪の中止乃至は縮小開催などにより、実体経済に悪影響を与える可能性を考慮し、今年の主人の投資方針は、①当面は様子見、②下落時の買いに備え現金を厚めに用意、③従来からの株主優待重視、配当重視、長期保有を堅持、とすることにしたのである。つまり、我慢というか、忍耐の1年になるかもしれないのである。

 もちろん、新型コロナが終息し、実体経済が上向けば、多くの企業が復配・増配に転じ、現在のポートフォリオを維持するだけでも、自動的にご主人が目標としている年間配当額500万円に近づくのである。

 要するに、両睨みなのである。