2月12日、すかいらーくホールディングス(証券コード3197)から、大赤字の2020年12月期決算短信が公表されたのである。売上収益2,884億円(前期比23.2%減)、純損失172億円(前期純利益94億円)、配当無し(前期19円)と大苦戦している内容であり、やはりコロナ禍の休業、時短営業の影響が大きく、デリバリー、テイクアウトでは補えきれなかったのである。
2021年12月期の業績予想は、売上げ収益3,100億円(前期比7.5%増)、純利益4億円、1株当たりの利益2.03円、配当は未定と、残念ながらあまり明るくない見通しなのである。とは言え、手をこまねいているわけではなく、デリバリー、テイクアウトの強化、むさしの森珈琲、バーミヤンなど好調な専門業態への転換、FC、通販、高齢者・事業所向け配食サービス、海外進出の強化などに取り組んでいるそうなのである。
そして、ご主人はお気に入りのむさしの森珈琲が増える見込みなのと、2020年9月に半減された株主優待は現状のまま維持されることに、ホッとしているのである。