2月15日、築地銀だこ、銀だこ酒場などを運営するホットランド(証券コード3196)から、2020年12月期決算短信が公表されたのである。売上高287億円(前期比11.4%減)、営業利益11億円(同32.2%減)、経常利益12億円(同24.7%減)、そして残念なことに純損失11億円、配当0と苦戦したのである。ご主人は、元々テイクアウト比率が比較的高い業態であるのでコロナ禍の影響は他の外食よりは小さいと思っていたが、休業、時短営業、そして不採算店の撤退などにより赤字決算となったのである。
2021年12月期については、好調なドライブスルー業態、業績が堅調に推移している冷凍たこ焼の卸販売事業、テイクアウトの構成比率を約50%と高く設定した銀だこ酒場を強化する方針なのである。そして業績予想は、売上高322億円(前期比12.1%増)、営業利益13億円(同20.1%増)、経常利益13億円(同9.6%増)、純利益3.7億円、1株当たりの純利益17.19円、配当予想は5円なのである。