ゴルフ5、アルペン、スポーツデポ等を運営しているアルペン(証券コード3028)から、株主優待券と配当が届いたのである。アルペンの株主優待は、6月末、12月末、保有株数に応じて、同社が運営するショップ、ゴルフ場、スキー場等で利用できる株主優待券(額面500円、有効期限は1年)なのである。
100株以上 2,000円相当
500株以上 5,000円相当
1,000株以上 7,500円相当
株主優待券は、アルペンが運営するゴルフ5、ゴルフ5プレステージ、スポーツデポ、アルペン、アルペンアウトドアーズ、アルペンマウンテンズ、ミフト、フィットネスクラブ、スキー場、ゴルフ場、ゴルフ練習場で利用できるのである。たくさんあるので詳細はアルペンのHPで確認してほしい。投資効率は100株が最も良いので、家族で保有するのがお得なのである。
ところで、アルペンと言えば、2021年2月10日、創業者であり代表取締役会長の水野泰三が強制わいせつ致傷と窃盗、暴行の疑いで愛知県警中署に逮捕され、2月12日は代表取締役会長を辞任したことで有名になったのである。結局、名古屋地検は、2月22日に不起訴処分にしたことで決着したものの、その理由はハッキリしないのであるが、被害者と示談が成立したことが理由なのかもしれない。
代表取締役会長の事件は業績にあまり影響を与えないのではないかと、ご主人は思っているのである。というのも、アルペンは2006年3月上場し、4月11日に上場来高値4,740円をつけたものの、その後業績は芳しくなく、配当は上場以来年間40円で変わることもなく、株価は2007年以降1,500円~2,500円で推移しているのである。アルペンの主要な事業である、スキー用品、ゴルフ用品が、バブル崩壊以後、低調になった影響が大きいのかもしれないが、上場以後の元会長の経営手腕は、その変化に十分対応できなかったとも言えるのである。
2021年6月期は、新型コロナウイルスの影響で3密を回避するレジャーとして、ゴルフやアウトドア用品が好調なので、ご主人は、元会長辞任の機会にアルペンの再飛躍を期待しているのである。