GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

日経新聞がUSEN-NEXT HOLDINGSの好業績を報じたのである

 3月10日、日経新聞朝刊はUSEN-NEXT HOLDINGS(証券コード9418)の業績好調振りを、「USEN-NEXT HOLDINGSの2021年8月期の連結営業利益は、前期比3割増の145億円強になりそうだ。昨年10月に示した会社計画の110億円を30億円強上回り、5期連続の最高益を更新する見通し。巣ごもり需要の高まりで、動画配信サービスが伸びる。主力の飲食店など向けの店舗サービスでは、人件費や業務委託費などのコストの抑制が増益要因となる。売上高は6%増の2050億円程度と、5%増の2020億円の計画を上回る見込み。業績上振れのけん引役はコンテンツサービスだ。動画配信『U-NEXT』の有料会員は20年11月末時点で209万契約と前年から37%増えた。・・・・」と報じたのである。ご主人は、2021年8月期第2四半期(2月末)直後の報道なので、USEN-NEXT HOLDINGSの社員からのリークかと疑っているのである。

 この記事に対してUSEN-NEXT HOLDINGSは、「本日、一部報道機関において、当社の2021年8月期連結営業利益が前期比3割増の145億円強となり、5期連続の最高益を更新する見通しとの報道がございましたが、これは当社が発表したものではございません。2021年1月14日に公表した当社の2021年8月期第1四半期決算にありますとおり、第1四半期時点において通期業績予想に対して順調に進捗しているのは事実であり、動画配信サービスU-NEXT有料会員数の増加や店舗サービス事業における人件費や業務委託費等のコスト抑制を主な要因として、現時点では通期の業績予想を上回る見込みではありますが、開示すべき事実が生じた場合には速やかに公表いたします。」と、好業績は認めたものの、同社はニュースソースではないという内容の文書を公表したのである。

 ご主人は、いずれにしても好業績であることは疑いないようなので喜んでいるのである。しかしこのニュースに10日の株価(終値)は1900(前日比+58円(+3.15%)と、2月16日の年初来高値2,073円にも遠く及ばない小さな反応に拍子抜けなのである。

 USEN-NEXT HOLDINGSの株主優待は簡単には説明できないので、別の機会に紹介するのである。