3月18日、銀行間の資金決済を担う「一般社団法人全国銀行資金決済ネットワーク」が、銀行間の送金手数料(併せて「内国為替制度運営費」と改称)を10月1日から1回当たり一律62円に引き下げると発表したのである。銀行間手数料の費用体系は、一般の振込で3万円未満が 117 円(税抜)、3万円以上が 162 円(税抜)とされているのが62円に引下げられるので、各銀行の振込手数料が10月1日から引下げられる見通しが報じられているのである。
一般の人には朗報なのであるが、お得に聡いご主人は、10数年前に口座を開設した住信SBIネット銀行を利用しどこの銀行宛であっても振込手数料無料で振込をしているので、特に関係は無いニュースなのである。住信SBIネット銀行は、月間の取引状況、預金残高などを基準にスマートプログラムのランクが決定し、ランク毎に翌々月の振込手数料無料回数、ATM利用手数料無料回数(引出し)が定められているのである。ご主人は現在ランク3なのでどちらも月間7回まで無料であるが、通常は月に1、2回なので十分なのである。住信SBIネット銀行は自前のATMは無いが、セブン銀行、ローソン銀行、ゆうちょ銀行、イオン銀行、Enet(コンビニATM)のATMを利用できるので、どの銀行よりも便利なのである。また、振込はネットで完結するので、窓口に行く必要も無いのである。なお、4月以降(適用は6月以降)、スマートプログラムのランク2以上を維持するためには、「スマート認証NEO(アプリ「住信SBIネット銀行」とスマートフォンに登録された本人確認情報を紐づける認証機能)」利用が必須なのである。
ご主人が住信SBIネット銀行を利用するもう一つの理由は、SBI 証券と連携した円預金「SBIハイブリッド預金」なのである。住信SBIネット銀行の普通預金を、ネット手続きでSBIハイブリッド預金へ振り替えたお金は、SBI 証券口座の買付余力に自動的に反映し、株式、投資信託などの証券取引に利用できるのである。因みに、金利は普通預金口座が0.001%、ハイブリット預金口座はその10倍、0.01%ではあるが・・・・。