5月12日、みずほリース(証券コード8425)から、増益の2021年3月期決算短信と前期比10円の増配が発表されたのである。売上高4,978億円(前期比7.7%減)、営業利益259億円(同1.2%減)、経常利益275億円(同3.1%増)、純利益217億円(同24.3%増)、配当は前期比10円増配(直近予想比8円増配)して年間92円となったのである。みずほリースは、増配の理由について、「2021年3月期は、コロナ禍での厳しい事業環境のなかではありましたが、コロナ対応を図られるお客様の事業戦略や財務戦略上のニーズを捉えたソリューションの提供に注力しつつ、みずほフィナンシャルグループや丸紅グループ等との連携を拡充させ、社会構造・産業構造の変化を捉えた注力分野への取り組みを着実に遂行してきた結果、親会社株主に帰属する当期純利益は8期連続で最高益を達成いたしました。」と説明しているのである。
2022年3月期業績予想は、売上高5,500億円(前期比10.5%増)、営業利益300億円(同15.5%)、経常利益330億円(同19.8%増)、純利益230億円(同5.6%増)と好業績を予想しているのである。配当予想は110円と前期比18円増配予想であるが、1株利益は475.49円なので配当性向は23.1%と余裕なのである。
因みに、ご主人は、みずほリースを2,000円で購入しているので、配当利回りは92円÷2,000円=4.6%、2022年3月期は5.5%になるのである。また、1年以上保有しているので、株主優待と合わせた総合利回りは、(9,200円+4,000円)÷200,000円=6.6%、2022年3月期は7.5%と高い数字になるのである。