6月8日、オートバックスセブン(証券コード9832)から、2021年3月期の株主総会招集通知が届いたのである。2021年3月期決算は、売上高2,204億円(前期比0.4%減)、営業利益105億円(同39.4%増)、経常利益112億円(同39.2%増)、純利益70億円(同87.3%増)、と好決算となったのである。その要因としては、オートバックスセブンは、「4~5月に新型コロナウイルスの影響を受け売上は大きく減少したが、6月以降は、車の利用頻度向上を背景に、洗車関連用品や車内小物、バッテリーなどの車のメンテナンスに関する商品・サービスなどを中心に客数・売上とも回復傾向となりました。また、12~1月は寒波により冬季用品の需要が拡大したことなどにより、記録的な暖冬であった前年を大きく上回りました。」と説明しているのである。
2022年3月期業績予想は、「依然として新型コロナウイルス感染症の影響が不透明であり、影響の長期化が予想されること」から、売上高2,265億円(前期比2.7%増)、営業利益95億円(同10.2%減)、経常利益100億円(同10.9%減)、純利益67億円(同5%減)と慎重な予想しており、配当予想は60円を見込んでいるのである。
最後に、オートバックスセブンの株主名簿管理人が三井住友信託銀行証券代行部ということで、「スマートフォン用議決権行使ウェッブサイト「スマート行使」での議決権の行使後に、アンケートにご協力頂いた株主様の中から、抽選で応募者100名様につき1名様の割合で、QUOカード500円分を進呈します。」というプレゼント企画の案内があるのである。ということで、お得に聡いご主人は早速、スマート行使とアンケートに回答したのである。これで、ご主人夫婦はスマート行使を累計10回行ったので、プレゼントが当たる確率=1-すべてハズレの確率=1-0.99¹⁰=0.0956、つまり10%弱の確率なのである。