6月22日、ぴあ(4337)から、2021年3月期の株主優待(図書カード)が届いたのである。今回の図書カードのデザインは、コロナ禍ということで、ぴあのオリジナルキャラクター、ぴっけろ、くまっぴーが、アマビエ(日本に伝わる妖怪。豊作や疫病などに関する予言をしたと伝えられる。)風にデザインされた、ぴっけろビエ、くまっぴービエなのである。ぴあのような集客型エンタメ業界は、コロナ禍で壊滅的なダメージを受けたので、疫病退散を強く願っているのである。
2021年3月期決算は、売上高673億円(前期比41.3%)、営業損失62億円(前期営業利益11億円)、経常損失60億円(前期経常利益11億円)、純損失66億円(前期純利益1億円)、そして無配(前期5円)と散々な結果なのである。
なお、2022年3月期の連結業績予想については、「新型コロナウイルス感染症による影響を合理的に算定することが困難なことから、現時点では未定としています。」ということで、残念ながら見通しは明るくないのである。