6月24日、カー用品のオートバックスセブン(コード9832)から、2021年3月期の株主優待券(オートバックスグループギフトカード)と配当が届いたのである。オートバックスセブンの株主優待は、これまで次のような基準(保有株数、保有期間)基準でオートバックスセブングループギフトカード(額面千円、有効期限無し)が貰えたのである。
ところが、5月10日、2021年3月期決算短信とともに、以下のように2021年9月末からの株主優待制度の一部変更(改悪)が発表されたのである。厳密に言えば、700株以上999株以下保有期間1年以上3年未満の場合は改善しているのであるが、これまで投資効率がもっとも良い300株を3年以上保有している者にとっては、8,000円のギフトカードが3,000円へ大きく改悪されたのである。
ご主人は、この発表を受けて株主優待制度の負担軽減を評価して株価が上昇するのか、株主優待制度の改悪を受け株価が下落するのか、買い増しをするべきか否か、悩んでいたが、株価はその後あまり変化なく1,500円前後で推移していたのである。そして、6月18日(金)、アメリカの株価が大きく下落したのを受けて、6月21日(月)、日本の株価が大きく下落したのを見て、ご主人は、オートバックスセブンの株を1,440円で購入、ご主人と奥様とも700株保有になったのである。つまり、700株を3年以上保有しているので、従来と同じ8,000円分のギフトカードが貰えることとなったのである。