7月14日、コメダホールディングス(証券コード3543)、リンガーハット(証券コード8200)、クリエイト・レストランツ・ホールディングス(証券コード3387)、SPFホールディングス(証券コード3198)から、2022年2月期第1四半期決算短信が公表されたのである。
コメダホールディングスは、売上高82億円(前年同期比39.24%増)、営業利益20億円(同116.06%増)、経常利益19億円(同121.63%増)、純利益13億円(同115.87%増)と、前年同期を大きく上回るだけでなく、コロナ禍前の前々年同期を僅かであるが上回る実績なのである。また、通期会社予想比進捗率でみても、売上高24.99%、営業利益+27.66%、経常利益28%、純利益+27.77%と、3つの利益は進捗率25%を超える順調な内容なのである。
リンガーハットは、売上高78億円(前年同期比10.2%増)、営業損失6億円(前年同期営業損失23億円)、経常利益3億円(前年同期経常損失24億円)、純利益は1億円(前年同期純損失17億円)と、黒字化しているとは言え、その実情は営業外収益である協力金等の10億円によるものなのである。
クリエイト・レストランツ・ホールディングスは、営業収益177億円(前年同期比50.2%増) 、営業利益15億円(前年同期営業損失77億円)、純利益10億円(前年同期純損失73億円)と、利益は上がっているのである。しかしながらその子会社であるSFPホールディングスは、売上高22億円(前年同期比26.8%減)、営業損失22億円(前年同期営業損失15億円)、経常損失1億円(前年同期経常損失14億円)、純損失は147百万円(前年同期純損失14億円)、営業外収益である協力金等21億円があってもまだ赤字と大苦戦しているのである。