7月19日発売のダイヤモンド・ザイ9月号で「攻めと守りの【高配当株】」が大特集されているのである。今回、この特集で「時価総額3000億円以上の大型株」を対象に集計した「配当利回りが高い銘柄ランキング」の上位50位を公開しているのである。
上位でご主人が保有しているのは、第2位ソフトバンク(証券コード9434)のみなのである。特集記事は、7月2日の終値1,450.5円、予想配当利回り5.93%、投資判断は強気としているのである。そのコメントは「経産省と東証が「DX銘柄2021」に選定。28社中、情報・通信では唯一のもよう。政府による携帯料金引き下げ問題は株価に織り込まれ、下値不安は少ない。法人事業の成長や、PayPay連結子会社化も注目材料。2023年3月期まで減配なしと表明。」なのである。
ご主人は、配当重視、株主優待重視、長期保有の方針の下、ソフトバンクの株価が低調な時に2,600株を買い集め、1株平均1,312円、2022年3月期配当予想86円なので配当利回りは6.55%にもなるのである。2022年3月期の1株当たり予想利益は105.69円、配当性向80.6%なので、ご主人はそれほど無理のない数字と思っているのである。この他、ご主人が保有しているのは、25位三菱HCキャピタル、28位オリックス、45位KDDIの3社しかなく、高配当、大型株といっても、ご主人の基準に叶う社はなかなかないのである。
因みに、第1位はJTであるが、ご主人は、昨今喫煙場所の減少、喫煙者の減少によりあまり期待できないと思っているのである。この他、3位日本郵政、5位SOMPOホールディングス、6位中国電力、10位MS&ADインシュアランスグループホールディングス、12位関西電力、といった公益性が多分に高い企業について、ご主人は高い配当と消費者への還元のバランスが重要と考えているので、配当利回りが高いことに懐疑的なのである。銀行は長きにわたる低金利の影響で収益性が低下しことによる株価低迷の結果の高配当なのであるので、ご主人は低金利がまだまだ続きそうな状況では、やはり将来の業績についてあまり期待できないと思っているのである。