7月30日、半導体商社のトーメンデバイス(証券コード2737)の株価はストップ高の5,060円(+700円、+16.06%)となったのである。
7月29日、世界的な半導体の供給不足を背景に、トーメンデバイスから大幅増益の2022年3月期第1四半期決算短信が発表されたのである。売上高982億円(前年同期比46.4%増)、営業利益31億円(同192.0%増)、経常利益28億円(同173.5%増)、純利益21億円(同165.6%増)と、利益はいずれも大幅な増益となっているのである。いかに大幅な増益であるのかは、通期の業績予想では純利益が31億円なので、これに対する進捗率は68.2%と高い数字からも分かるのである。今回は、2021年4月28日に発表された通期の連結業績予想に変更はないのであるが、ご主人は、2022年3月期には上方修正、増配が期待できると思っているのである。