7月30日、ノエビアホールディングス(証券コード4928)から、微減収・微増益の2021年9月期第3四半期決算短信が発表されたのである。ノエビアホールディングスは数少ない9月決算企業で、ご主人のポートフォリオでは3社(あとはアビスト、FPG)しかないのである。
売上高388億円(前年同期比2.3%減)、営業利益69億円(同0.5%増)、経常利益71億円(同2.2%増)、純利益36億円(同0.7%増)と、微減収・微増益で踏みとどまっているのである。コロナ禍の影響を9ヶ月全期間受けている今第3四半期の業績が、約4ヶ月(3月~6月)コロナ禍の影響を受けている前第3四半期の業績を僅かながらも超えているのは、通期の業績に期待が持てるのである。
通期の業績予想は、今のところ変更は無く、売上高525億円(前期比1.3%増)、営業利益90億円(同11.7%増)、経常利益92億円(同11.6%増)、純利益63億円(同12.1%増)、と前期から増収増益を予想しているのである。1株当たり利益184.45円なのであるが、配当予想は205円と配当性向100%を超えるが、潤沢な純資産を保有しているので無理のない数字なのである。