GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

タカラレーベン・インフラ投資法人から2021年5月期の分配金が届いたのである

 8月20日再生可能エネルギー発電設備等(今のところ太陽光発電のみ)への投資を行っているタカラレーベン・インフラ投資法人(9281)から第11期(2020年12月~2021年5月)分配金の入金が届いたのである。5月、11月が権利月の上場株式は少なく、ご主人のポートフォリオの中では、リートのアクティビア・プロパティー投資法人とインフラファンドのタカラレーベン・インフラ投資法人のみなのである。カラレーベン・インフラ投資法人は2015年4月に東証が開設したインフラファンド市場に上場した第1号(2016年6月上場)なのである。インフラファンドは、投信法に基づき再生可能エネルギー発電設備や公共施設運営権等のインフラ施設を投資対象とし、仕組みはリートに似ているのである。

 ご主人は、2017年に投資口価格が10万円以下で推移したところを97,400円で購入し、今日(8月25日)の終値は121,800円なので、25.1%とあまり上昇していないのである。上場来約5年、投資口価格は多少の上下はあるものの概ね10万円~13万円で推移し、安定しているのが特徴である。それもそのはず、売電価格は長期にわたって固定化されているので、収益は発電量に左右されるのであるが、天災で太陽光発電パネルが損傷しない限りは日照時間に左右され、日照時間は長雨でもない限りは年によって大きく変わるわけではないので、当然の帰結なのである。ということで、インフラファンドは、その時の経済情勢よって多少影響を受けるが、投資口価格は株式、リートよりは安定しているのである。

 その収益の安定性は、分配金にもよく表れているのである。フル稼働した2017年以降分配金は6,607円、7,847円、7,223円、7,382円、そして2021年の予想分配金は7,015円なのである。ご主人は、97,400円で購入しているので、2020年(実績)7.6%、2021年(予想)7.2%と高い分配金利回りを達成しているのである。 

 因みに、8月20日に発表された「令和3年8月の大雨による運用資産への影響に関するお知らせ」では、LS霧島国分発電所(鹿児島県霧島市)、LS長崎諫早発電所長崎県諫早市)の2箇所で土砂災害が発生、太陽光パネル等の機器に損傷が発生しているのである。ご主人は、今後温暖化による異常気象が増え、傾斜地に設置された太陽光パネル等が被害を受ける可能性が高まるのではと危惧しているのである。

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タカラレーベン・インフラ投資法人決算ハイライト(第11期)