8月18日、アクティビア・プロパティーズ投資法人(証券コード3279)から第19期(2020年12月~2021年5月)の分配金が届いたのである。
アクティビア・プロパティーズ投資法人は、スポンサーが東急不動産ホールディングスグループということもあり、そのポートフォリオは3大都市圏、就中都心の商業施設とオフィスをメインにする総合型リートなのである。分配金は現在の1口当たり換算で、フル稼働した2013年から16,235円、15,990円、16,910円、17,687円、18,594円、19,046円、そして2019年20,254円と順調に増加していたが、2020年19,155円、そして2021年の予想は18,751円と低調傾向なのである。これもコロナ禍の影響による賃料減額、解約による結果なのであるが、コロナ禍の長期化を予想して、ホテルを核とした商業施設(東急プラザ赤坂)を売却したので、コロナ禍の影響低減、今後の復調が期待できるのである。
8月26日のアクティビア・プロパティーズ投資法人の投資口価格は456,000円なので、分配金利回りは4.11%と低下しているのである。ご主人は、株式市場がリーマンショックから徐々に回復しつつあるが、まだまだ低調だった2012年に、上場直後のアクティビア・プロパティーズ投資法人を購入したので(その後投資口が1:2で分割されたので1口当たり248,400円)、投資額に対する2021年の予想分配金利回りは7.55%と高い水準なのである。