GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

トーメンデバイスから2022年3月期業績予想の上方修正と増配予想が発表されたのである

 10月28日(木)13時、トーメンデバイス(2737)から、絶好調の2022年3月期第2四半期決算短信が発表されたのである。売上高2,178億円(前年同期比44.3%増)、営業利益59億円(同262.9%増)、経常利益52億円(同222.9%増)、純利益は38億円(同228.2%増)と大幅な増収増益なのである。

 また、同時に発表された「業績予想および配当予想の修正(増配)に関するお知らせ」では、売上高2,900億円⇒4,000億円、営業利益43億円⇒77億円、経常利益41億円⇒66億円、純利益31億円⇒50億円といずれも大幅に上方修正されたのである。修正理由について、トーメンデバイスは、「上期においては一部のメモリー製品の供給不足があったものの、全体でみると想定以上に物量を確保できたこと、コロナ対策に伴うリモートワークを支えるデータセンター、PC、タブレット PC 等向けに当社の主要取扱い製品であるメモリーの需要が拡大したこと等により上期業績が押し上げられました。」と説明しているのである。

 さらに、この業績予想の修正に伴い、配当予想も修正され、2022年3月期170円⇒240円と70円も増配されることになったのである。この増配理由について、トーメンデバイスは、「当社の配当方針は、連結業績に応じた業績連動型の配当であり、安定的な配当の継続を目指し、配当性向の引き上げを図っていくこと、並びに経済環境への変化と資金需要等を勘案し柔軟に対処する方針のもと、総合的に検討した結果、配当金を 70 円増配の 240 円(連結配当性向32.6%)へと修正いたしました。」と説明しているのである。そして、この増配予想により、2015年3月期の40円をスタートに、2016年3月期50円、以後、60円、80円、90円、150円、170円と連続増配し、2022年3月期には240円と7年連続増配見込みなのである。

 今回の発表は、10月28日後場の最中の13時に行われたのであるが、やはりサプライズなのか、6,550円と急騰し、上場来最高値更新したのであるが、翌29日の終値は5,810円と発表前の水準に戻ったのである。29日の終値5,810円で計算すると、配当利回りは240円÷5,810円=4.13%となかなかの数字である。因みに、ご主人は3,920円で購入しているので、240円÷3,920円=6.12%と高い数字なのである。