11月9日、共立メンテナン(9616)から2022年3月期第2四半期決算短信と2022年3月期通期業績予想の下方修正が発表されたのである。売上高67,713百万円(前年同期比20.4%増)、営業損失は5,619百万円(前年同期4,486百万円の損失)、経常損失5,230百万円(前年同期は4,486百万円の損失)、純損失4,076百万円(前年同期7,856百万円の損失)と、コロナ禍の影響をモロに受けた決算なのである。その大きな要因はホテル事業の赤字であり、売上高26,697百万円(前年同期比45.0%増)と増収となったものの、営業損失は7,601百万円(前年同期は6,748百万円の損失)と、前年同期以上の営業損失が発生したのである。
また、同時に2022年3月期通期業績予想の修正も発表され、売上高1,745億円⇒1,730億円、営業利益40億円⇒20億円、経常利益34億円⇒19億円、純利益16億円⇒1億円と、いずれも下方修正されたのである。
残念な決算内容なのであるが、ご主人は、新規コロナ感染者が減少していることと、来年1月以降に再開が見込まれているGoToトラベル、特に平日の割引率が休日よりも高くなることは、収益改善に大きく寄与すると期待しているのである。