昨日12月30日は大納会、株式市場の御用納めの日なのである。ということで、2021年を総括するのである。
TOPIX 2020年末 1,721.36 ⇒2021年末 1,992.33(+10.4%)
日経平均株価 2020年末27,444.17円 ⇒2021年末28,791.71円(+4.9%)
ご主人 2020年末1.69億円 ⇒2021年末2.21億円(+25.1%)
日本市場は、コロナ禍からの回復、金融緩和に支えられ2021年9月にバブル崩壊後最高値を更新したが、やはり実態と乖離した金融緩和相場は長続きせず、コロナ禍からの回復が鈍いということで年末にかけてジリ貧なのである。ご主人のポートフォリオが好成績なのは、高配当株、株主優待株が見直され、グロース株からシフトが起きているのではと、ご主人は推測しているのである。
年間騰落率ベスト5
トーメンデバイス +128.3%
USEN-NEXTHD +123.1%
トリドールHD +79.8%
バリューHR +72.8%
ベネフィット・ワン +61.8%
年間騰落率ワースト5
ヤマダHD -28.3%
イオン -20.0%
ティーガイア -14.4%
アルペン -9.6%
木曽路 -8.5%
組入比率 ベスト5
ベネフィット・ワン 比率22.3% 騰落率+61.8%
さわかみファンド 比率11.1% 騰落率+11.2%
共立メンテナンス 比率 5.9% 騰落率 +5.1%
ノエビアHD 比率 5.1% 騰落率+17.9%
タカラレーベン不動産投資法人 比率 4.9% 騰落率+25.8%
2021年の上昇を支えたのは、組入比率最大のベネフィット・ワン+61.8%、半導体不足&巣籠り需要という経済の大きなトレンドと、優待&高配当というご主人の投資方針が見事にマッチした、トーメンデバイス+128.3%とUSEN-NEXTホールディングス+123.1%が騰落率ベスト1・2として大きく貢献しているのである。そして、コロナ禍からいち早く回復した外食がトリドールホールディングス+79.8%なのであるが、組入比率2位~4位が少々足を引っ張っているのは残念なのである。
2021年のマイナス要因は、2020年好調な巣籠需要からの反動で下げた、イオン-20.0%、アルペン-9.6%、ユナイテッドスーパーマーケットホールディングス-6.5%など、そして相変わらずコロナ禍で苦戦している木曽路-8.5%、すかいらーくホールディングス-5.4%などなのである。
ご主人の投資方針は、株主優待重視、配当重視、長期保有なのである。そのポートフォリオは正確な記録がある2012年以降+22.2%、13年+46.8%、14年+26.1%、15年+31.4%、16年-2.8%、17年+31.0%、18年-4.2%、19年+24.0%、20年-6.1%、21年+25.1%と10年間で7勝3敗とまあまあであるが、大きなプラス、小さなマイナスの結果10年で5倍の上昇を達成したのである。因みに、対TOPIXでは7勝3敗、対日経平均株価では6勝4敗なのである。
そして、退職する2020年以降は年間配当500万円を目標としてきており、2019年には年間配当501万円を達成していたので楽勝と思っていたが、2020年はコロナ禍で減配・無配銘柄が続出した結果461万円、そして2021年はやや復活したものの477万円と2年連続達成できなかったのである。コロナ禍がこれほど長期化すると思っていなかったが、徐々に新型コロナとの付き合い方に慣れつつあるので、ご主人は、2022年は3年振りに500万円超を期待しているのである。