1月14日、投資法人みらい(3476)から、2021年10月期の分配金と資産運用報告が届いたのである。投資法人みらいは、オフィス、ホテル、商業施設、物流施設に投資するいわゆる総合型のリートで、そのスポンサーは三井物産グループの三井物産アセットマネジメント・ホールディングスなのである。
リートの特長の一つが分配金であるが、投資法人みらいの分配金は、投資口が4分割された2019年10月期が1,563円、以降1,561円、1,429円、1,247円、そして2021年10月期1,289円、次期以降の予想分配金は、1,260円、1,285円なのである。やはり、投資物件の中にコロナ禍の影響を受けるホテル(17.2%)、商業施設(19.1%)を抱えているため、2020年10月期から少々低調に推移しているのである。とは言え、4月末、10月末が権利月の上場株式は少なく、ご主人のポートフォリオの中では、NTT都市開発リート投資法人、スターツプロシード投資法人、投資法人みらいの3つのリートのみなので、その分配金は貴重なのである。
投資法人みらいの1月18日投資口価格終値は50,000円、2022年予想分配金は2,545円なので、分配金利回りは5.09%、全61リートのうち第4位と高いのである。ご主人は上場間もない頃に36,958円で購入しているので、実に投資利回りは6.89%と高いのであるが、ご主人はコロナ禍が終息すればもう一段高い投資利回りが期待できると思っているのである。
最後に、投資法人みらいの投資主優待制度は、保有しているホテルのオペレーターの協力を得て、チョイスホテルズ(コンフォートホテル及びコンフォートイン)、グリーズホテルズ、及びホテルウィングインターナショナルを年間通じて同じ料金で宿泊できるのである。とは言え、ネットの予約サイトと比較すると土曜日は確かに安いが、平日については必ずしも安いとは限らないので、事前の比較は重要なのである。そしてチョイスホテルズとグリーンズホテルズは電話で各ホテルに予約を入れなければならないのが少し手間なのである。