GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

アルペンから2022年3月期通期業績予想の下方修正が発表されたのである

 2月3日、アルペン(3028)から2022年6月期第2四半期決算短信、2022年3月期通期業績予想の修正(下方修正)が発表されたのである。第2四半期決算短信よれば、売上高112,900百万円(前年同期比6.3%減)、営業利益5,915百万円(同46.7%減)、経常利益6,855百万円(同43.0%減)、純利益4,333百万円(同44.7%減)と低調に推移し、特に利益は前年同期比40%以上減少したのである。このような低調な業績について、アルペンは、「新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令や夏場の天候不順の影響が非常に大きく、また、秋以降も気温の高い日が続いたことで秋冬物の動向が低調となり」と説明しているのである。

 このような低調な業績を背景に、2022年6月期通期業績予想を下方修正が発表されたのである。売上高2,500億円⇒2,380億円、営業利益175億円⇒100億円、経常利益187億円⇒114億円、純利益115億円⇒70億円と修正され、特に利益はいずれも約40%下方修正なのである。通期業績予想の修正について、アルペンは、「当初計画では年明け以降は新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き国内景気も徐々に回復する前提でしたが、足元の状況からその前提を見直し、下期の市場動向を当初想定よりもやや弱い推移で見込んでおります。一方で、当初の計画には含まれていない大型店をこの春、新宿に出店することが決定しております。この出店によって売上は一定の上乗せがありますが、開業にかかる一時的経費の発生が大きく、当期における利益の押し下げ要因となります。」と説明しているのである。

 この結果、1株当たり純利益は294.99円⇒180.39円と低下したものの、配当予想50円(前期45円)は配当性向27.7%とまだまだ低いこともあって、変更されなかったのである。