通期業績予想を上方修正する企業が相次いだからか、アメリカ市場が7日から9日上昇したからか、TOPIX(前週比+1.66%)、日経平均株価(前週比+0.93%)とも2週連続上昇なのである。とはいうものの、アメリカ市場は、ロシアのウクライナ侵攻を懸念して、10日、11日と大きく下落したので、14日の日本市場が荒れそうな予感なのである。
ご主人のポートフォリオも2週連続プラスになったものの、僅か+0.70%、TOPIX、日経平均株価を下回る低調さなのである。これは、年初から下がり続けた組入比率最大のベネフィット・ワンが先週と変らずというのが大きな要因なのである。
株主優待・配当重視、長期保有の投資方針のご主人は、投資方針に影響を与える企業が開示する配当予想や業績の修正はいつもチェックしているのである。今週のトピックスは、通期業績予想の上方修正3件、6週間ぶりに上場来最高値更新登場(しかも2社)など久々に明るい話題が続いたのである。稲畑産業(8098)と立花エレテック(8159)から2022年3月期通期業績予想の上方修正・増配の発表、モスフードサービス(8153)から2022年3月期通期業績予想の上方修正の発表が相次いだのである。稲畑産業と立花エレテックの増配のおかげで現時点での2022年の予想配当総額(源泉徴収前)は489万円(前週比+2万円)と、目標の500万円にまた少し近づいたのである。
今週のプラス要因は、稲畑産業+28.37%のほか、ロイヤルホールディングス(8179)+4.88%、サイゼリヤ(7581)+4.85%、サンマルクホールディングス(3395)+4.56%など、コロナ禍低調だった外食銘柄が徐々に回復しつつあるのである。
マイナス要因は、昨年好調だったベネフィット・ワン(2412)±0.00%と下げ止まりを見せた?日本モーゲージ-6.98%、GLP投資法人(3281)-2.77%(物流施設主体型リートはどこも年初来下落続き)、NTT都市開発リート投資法人(8956)-1.81%、トーメンデバイス(2737)-1.79%などである。