ご主人が保有している12月期決算の外食3社、すかいらーくホールディングス(3197)、ロイヤルホールディングス(8179)、ホットランド(3196)から、相次いで2021年12月期決算短信、2022年12月期業績予想が発表されたのである。2021年12月期を総括すると、いずれの社も前期により業績は改善しているものの、ロイヤルホールディングスは時短協力金等54億円があっても経常利益、純利益はいずれも赤字、すかいらーくホールディングスはいずれの利益も黒字であるが、時短協力金等427億円を営業収益に計上しているので実質的には営業赤字なのである。これに対して、ホットランドはテイクアウト型店舗が多いこともありコロナ禍からいち早く回復し営業黒字を計上し、時短協力金等もありしっかり経常利益、純利益も確保しているのである。
2022年12月期通期業績予想は、3社とも営業利益、経常利益、純利益とも黒字を確保する予想なのである。すかいらーくホールディングスとホットランドは、時短協力金等が無くなるため経常利益、純利益とも減益を予想しているのである。これに対して、ロイヤルホールディングスは、時短協力金等が無くても増収・増益で黒字を確保する見通しではあるが、コロナ禍の影響を最も受けている、外食事業、ホテル事業、ケータリング事業を有しているので、コロナ禍次第では、まだまだ苦戦が続くのかもしれない。