今週は、TOPIX(前週比-2.44%)、日経平均株価(前週比-2.46%)とも2週連続下 落したのである。ウクライナ戦争停戦の期待は後退し、インフレ懸念(金利上昇)、アメリカの金融引締め強化の懸念が続いていることもあり、低調なアメリカ市場と相まって、日本市場は週後半大きく下落したのである。ご主人は、円安と原油・資源・食料の高騰と相まって輸入品の価格上昇、ひいては消費者物価・企業物価の上昇、消費・投資の冷え込みという悪循環が、日本経済を冷え込ませる可能性が気になっているのである。
ご主人のポートフォリオは、前週比-2.43%と4週間振りにマイナスとなったのは、地合の悪さに、USEN-NEXTホールディングスの株主優待の一部変更(詳細は4月8日参照)に起因する大幅な下落が影響しているのである。
今週の主なプラス要因は、バリューHR(6078)+8.39%、ユナイテッドスーパーマーケットホールディングス(3222)+7.34%、クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)+4.41%、WDI(3068)+3.30%、KDDI(9433)+2.88%などである。主なマイナス要因は、USEN-NEXTホールディングス(9418)-12.32%、オリックス(8591)-8.33%、ロイヤルホールディングス(8179)-6.69%、サイゼリヤ(7581)-6.56%、イオンモール(8905)-6.50%、共立メンテナンス-5.74%、などである。
今週のトピックスは、4月7日USEN-NEXTホールディングスが株主優待制度の一部変更(プレミアム優待倶楽部の提供条件変更)され、翌8日の株価終値は2,220円(前日比-11.97%)と大きく下落したこと、フジから2023年2月期から適用される株主優待制度が発表されたのである(詳しくは4月10日参照)。この他、日本管財(9728)が4月5日2,939円、KDDIが4月8日4,166円と、上場来最高値更新したのである。
また、4月ということで年初来高値更新の基準が2021年1月以降⇒2022年1月以降と変わったこととで年初来高値更新が相次いだのと、リートが上昇基調ということで、リートの年初来更新も相次いだのである。4月4日、アクティビア・プロパティーズ投資法人(3279)、投資法人みらい(3476)、スターツプロシード投資法人(8979)、タカラレーベン不動産投資法人(3492)、7日にはサムティレジデンシャル投資法人(3459)が年初来高値更新したのである。この他、ロイヤルホールディングス、ホットランド、梅の花(7604)、ぴあ(4337)、ユナイテッドスーパーマーケットホールディングスが、年初来高値更新したのである。