GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

イオンから2022年2月期の決算短信が発表されたのである

 4月8日、イオン(8267)から2022年2月期決算短信が発表されたのである。営業収益は過去最高の8兆7,159 億円(前期比1.3%増)、営業利益1,743億円(同15.8%増)、経常利益1,670 億円(同20.4%増)、純利益65億円(前期純損失710億円)と、増収・増益なのであるが、1株当たり利益7.69円からも分かるように、コロナ禍からの回復にはほど遠いのである。特に、総合スーパーマーケット事業は、前期より87億円改善したものの、依然純損失23億円と足を引っ張っているのである。そうはいうものの、配当36円(前期36円)と、配当予想どおり実施しているところは、財務体力のあることころをみせているのである。

 2023年2月期業績予想は、営業収益9兆円、営業利益2,100億円~2,200億円(前期比20.5%~26.2%増)、経常利益2,000億円~2,100億円(同19.7%~25.7%増)、純利益250億円~300億円(同284.3%~361.2%増)、1株当たり利益29.53円~35.43円、配当予想36円を見込んでいるのである。営業利益以下について幅を持った予想しているのは、「不安定な国際情勢やそれに連動した資源や原材料の供給、コストの上昇等、急速に高まる不確実さを考慮し」と、イオンは説明しているのである。

 なお、2023年2月期から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号  2020年3月31日)等を適用した予想であるが、当該基準等を適用しなかった場合の営業収益予想値は9.2兆円(前期比5.6%増)なのである。