今週は、TOPIX(前週比-0.03%)は3週連続下落、日経平均株価(前週比+0.40%)は3週間ぶりに上昇したのであるが、月火の下落を水木で取り返した1週間となったのである。ウクライナ戦争、中国のロックダウン、インフレ懸念(金利上昇)、アメリカの金融引締め強化など、世界的には懸念材料は事欠かないのである。日本は1ドル126円を超える円安、ご主人は、円安と原油・資源・食料の高騰と相まって輸入品の価格上昇、ひいては消費者物価・企業物価の上昇、消費・投資の冷え込みという悪循環が、日本経済を冷え込ませる可能性が気になっているのである。
ご主人のポートフォリオは、前週比-0.82%と2週連続マイナスとなったのは、昨年急上昇したベネフィット・ワンが、4月15日ザラ場で2,282円と3月の1番底を下回る年初来最安値更新したのが影響しているのである。
今週の主なプラス要因は、クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)+6.08%、コメダホールディングス(3543)+5.33%、トリドールホールディングス(3397)+5.30%、共立メンテナンス(9616)+4.96%、USEN-NEXT HOLDINGS(9418)+4.68%などである。主なマイナス要因は、ベネフィット・ワン(2412)-8.59%、イオン北海道(7512)-7.14%、フジ(8278)-6.21%、サイゼリヤ((7581)-6.21%、GLP投資法人(3281)-4.81%などである。
今週のトピックスは、KDDI(9433)が、2022年3月期決算の権利落後にもかかわらず、2週連続上場来最高値更新したのである。クリエイト・レストランツ・ホールディングスが、4月15日年初来高値更新したのであるが、この他にもコロナ禍苦戦した外食や共立メンテナンスの上昇が目立つのである。4月7日USEN-NEXT HOLDINGSが株主優待制度の一部変更(プレミアム優待倶楽部の提供条件変更)が発表され、翌8日の株価終値は2,220円(前日比-11.97%)と大きく下落したが、その反動なのか再評価なのか今週は上昇したのである。また、2022年2月期の決算思わしくなかったイオン北海道、フジ及びGLP投資法人、並びに2022年8月期第2四半期決算が赤字となったサイゼリヤが、大きく下げたのである。