5月12日、みずほリース(8425)から、2022年3月期決算短信が発表されたのである。売上高5,548億円(前期比11.4%増)、営業利益178億円(同31.1%減)、経常利益200億円(同27.2%減)、純利益149億円(同31.6%減)、1株当たり利益308.07円(前期450.14円)、配当110円(前期92円)と、増収・減益・増配となったのである。減益の要因としては、航空業界の低迷や半導体不足の影響を受けた取引先について貸倒引当金を計上したことなどが挙げられているのである。
2023年3月期業績予想は、売上高5,700億円(前期比2.7%増)、営業利益280億円(同56.5%)、経常利益350億円(同74.4%増)、純利益260億円(同74.5%増)、1株当たり利益537.44円と好業績を見込んでいるのである。配当予想は130円と前期比20円増配予想であるが、1株利益は537.44円なので配当性向は24.2%と余裕なのである。
なお、みずほリースは連続増配株で有名であるが、2004年10月上場、2005年3月期配当18円、そして2006年3月期配当27円と最初の増配から以後、33円、38円、40円、44円、46円、48円、50円、54円、56円、60円、64円、70円、78円、82円、92円と連続増配を続け、2022年3月期配当110円で17期連続増配が確定し、2023年3月期配当予想は130円と増配予想なので、18期連続増配の見込みなのである。
因みに、みずほリースによれば上場前の2期の配当もカウントしているので、19期連続増配が確定、20期連続増配の見込みということになるのである。
参考までに、みずほリースの5月13日の株価(終値)は3,000円なので、2023年3月期の配当利回り(予想)は、130円÷3,000円=4.33%、配当+株主優待利回りは100株保有期間1年未満で、(130円×100株+3,000円)÷(3,000円×100株)=5.33%(保有期間1年以上で5.67%)となるのである。因みに、ご主人は2,000円で購入しているので、配当+株主優待利回りは、(130円×100株+4,000円)÷2,000円×100株=8.50%と、やはり安い時に購入するに限るのである。