王将フードサービス(9936)が運営する餃子の王将では、1月17日から「2022年版ぎょうざ倶楽部 お客様感謝キャンペーン」が始まったのである。各種割引処理後の会計金額(税込)500円毎にスタンプを1個押印、スタンプの数に応じて賞品と交換できるのである。スタンプ押印期間は2022年1月17日(月)〜2022年6月12日(日)、賞品の交換期限は2022年6月19日(日)までなのである。集まったスタンプの数に応じて、以下のように賞品と交換できるのである。
5個 100円割引券1枚
10個 餃子1人前無料券1枚、100円割引券2枚
25個 ぎょうざ倶楽部会員カード、餃子1人前無料券1枚、100円割引券3枚
そして、5月16日(月)から31日(火)までの期間限定で、スタンプを2倍押印してもらえるキャンペーンを実施しているのである。餃子の王将では、5 月 14 日(土)から、グランドメニュー全体の約 2 割の商品で、 店頭価格を税抜 20 円~30 円値上げしたばかりなのである(詳細は5月1日参照)が、2割というものの売れ筋商品の値上げということで、ご主人はスタンプ2倍で激変緩和措置ではないかと思っているのである。ということで、お得に聡いご主人は、早速昨日の昼ご飯に、餃子の王将に出かけたのである。
最後に、5月16日、王将フードサービスから好業績の2022年3月期決算短信が発表されたのである。売上高847億円(前期比5.2%増)、営業利益69億円(同14.6%増)、経常利益130億円(同89.6%増)、純利益88億円(同105.4%増)、1株当たり利益469.01円(前期228.42円)、配当120円(前期100円)と、コロナ禍にもかかわらず増収・増益・増配と大健闘したのである。売上高はコロナ禍の影響が僅かにあった2020年3月期と同程度まで回復したのである。その背景には、いち早くテイクアウト、デリバリーへの対応、効率的シフト編制、各種販促キャンペーン実施などの取組みがあるほか、時短協力金等57億円が利益の押し上げに貢献しているのである。
2023年3月期業績予想は、売上高900億円(前期比6.2%増)、営業利益75億円(前期比8.0%増)、経常利益86億円(前期比33.8%減)、純利益54億円(前期比37.8%減)、配当予想は120円が見込まれているのである。時短協力金等が無くなるので大幅減益に見えるが、時短協力金等57億円を除いて比較すれば、利益はいずれも増益なのである。