GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

三菱HCキャピタルから23期連続増配確定の2022年3月期決算短信が発表されたのである

 5月16日、三菱HCキャピタル(8593)から、旧三菱UFJリースと旧日立キャピタルが合併して初めての決算である2022年3月期決算短信が発表されたのである。売上高1兆7,655億円(旧三菱UFJリースと旧日立キャピタルを合算して算出した前期比3.0%増)、営業利益1,1409円(同16.4%増)、経常利益1,172億円(同11.2%増)、純利益994億円(同14.0%増)、1株当たり利益69.24円と増収・増益となったのである。期末配当は15円、第2四半期の13円と合わせて年間配当は前期比2円増の28円となり、23期連続増配が確定したのである。増配の理由について、三菱HCキャピタルは、「2022年3月期については、欧米を中心とした事業の伸長や航空関連における売却益の増加等により、通期業績予想を超過達成いたしました。これにより、期末の配当予想においても、当初予想の1株当たり13円00銭から2円00銭増配した15円00銭に修正いたします。」と説明しているのである。

 2023年3月期業績予想について、三菱HCキャピタルは、「各事業の伸長や前期に完全子会社化した米国の大手海上コンテナリース会社CAI International, Inc.の連結貢献のほか、貸倒関連費用および減損損失の減少等を見込んでおり、2023年3月期の親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比105億円増益の1,100億円と予想しております。上記の純利益予想額は、新型コロナウイルス感染拡大の直前期である2020年3月期実績(経営統合前における三菱UFJリースおよび日立キャピタルの業績の単純合算値)を上回り、過去最高益に相当いたします。」と説明しているのである。また、配当予想は31円と前期比3円増配、1株当たり利益76.61円なので、配当性向は40.46%と無理のない数字ということで、24期連続増配はほぼ確実なのである。

 因みに、5月16日の三菱HCキャピタルの株価(終値)は573円なので、2023年3月期の配当利回りは31円÷573円=5.41%なのである。ご主人は平均533円で購入しているので投資利回りは5.82%となるのであるが、株主優待の無い三菱HCキャピタルに今後も着実な業績アップと配当増を期待しているのである。