今週は、アメリカ市場が金融緩和縮小と経済指標の悪化から下落した影響もあり、日本市場も低調であったが、20日に日本市場は反転、TOPIX(前週比+0.71%)、日経平均株価(前週比+1.18%)とも2週間ぶりの上昇したのである。
ご主人のポートフォリオは前週比+1.75%と2週間振りに上昇、しかもTOPIX、日経平均株価上回る上げ幅だったのである。その要因は、何と言ってもTOPIX、日経平均株価を下回るパフォーマンスが約半年続いた主因を作ったベネフィット・ワンが14.96%上昇、しかも5月12日を底値に出来高を伴い6連騰(終値ベース)したので、半年にわたる調整が72%の下落で漸く終了したようである。また、コロナ禍で苦戦していた、外食や共立メンテナンスの上昇も目に付くのであるが、逆にコロナ禍好調だったスーパーマーケット、USEN-NEXT HOLDINGSが低調となっているのである。
今週の主なプラス要因は、ベネフィット・ワン(2412)+14.96、KDDI(9433)+6.57%、GSIクレオス(8101)+5.65%、三菱HCキャピタル(8953)+5.35%、ロイヤルホールディングス(8179)+4.50%などである。主なマイナス要因は、イオン(8267)-4.55%、立花エレテック(8159)-4.07%、USEN-NEXT HOLDINGS(9418)-3.56%、ティーガイア(3788)-3.50%、ユナイテッドスーパーマーケットホールディングス(3222)-3.22%などである。
今週のトピックスは、三菱HCキャピタルが2023年3月期の増配を発表しこれで24期連続増配の見込みになったのが評価され上昇し、王将フードサービスは好業績・増配の2022年3月期決算短信を発表したのである。GSIクレオスは、5月13日(金)時間外に発表した2022年3月期決算短信は減益だったが、創立90周年の記念配当7円を加え65円(前期60円)、2023年3月期配当予想は5円増配の70円が評価され今週大きく上昇したのである。KDDI(9433)が2週連続上場来最高値更新し、年初来高値更新したのは、共立メンテナンス(9616)、クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)、三機工業(1961)、GSIクレオス、ロイヤルホールディングスと久々に大量なのである。