6月2日、稲畑産業(8098)から、2022年3月期の期末配当(80円)と株主総会招集通知が届いたのである。5月10日発表された2022年3月期決算短信によれば、売上高680,962百万円(2022年3月期から収益認識会計基準等の適用により前期と比較できず)、営業利益20,052百万円(前期比33.9%増)、経常利益21,648百万円(同31.1%増)、純利益22,351百万円(同62.0%増)、1株当たり利益374.23円(前期229.13円)、配当110円(前期63円)と、増収・増益・大増配、しかも売上高、利益とも過去最高なのである。2023年3月期業績予想は、売上高7,300億円(前期比7.2%増)、営業利益195億円(同2.8%減)、経常利益205億円(同5.3%減)、純利益205億円、1株当たり利益358.91円と増収・減益であるが、配当方針(一株当たりの配当額については前年度実績を下限とし、減配は行わず、継続的に増加させていくことを基本とする)に基づき、配当は5円増配の115円が見込まれているのである。
株主名簿管理人である三井住友信託銀行証券代行部からは、「スマートフォン用議決権行使ウェッブサイト「スマート行使」での議決権行使の後に、アンケートにご協力いただいた株主様の中から、抽選で応募者100名様につき1名様の割合で、QUOカード500円分を進呈します。」というプレゼント企画の案内があるのである。ということで、お得に聡いご主人は早速、スマート行使とアンケートに回答したのである。アンケート内容は、専ら株主の属性と稲畑産業に対する期待、投資方針などである。因みに、2022年はこれで合計13回のスマート行使となり、13回のスマート行使で1回でも当たる確率=1-(13回すべてハズレの確率)=1-0.99¹³=1-0.8775=0.1225、つまり12.25%の確率なのである。