6月30日、共立メンテナンス(9616)から2022年3月期の株主優待、株主食事券、配当が届いたのである。共立メンテナンスの株主優待は、次のとおり、3月末、9月末、保有株数、保有期間に応じて、株主優待割引券(有効期間2023年1月末まで)、及びリゾートホテル優待券(有効期間2023年1月末まで)が貰えるのである。
株主優待割引券は、グループ会社が運営する学生会館、社員寮、リゾートホテル、ドーミーイン、スパ、研修センター、高齢者向け住宅、地方自治体からの受託施設、通販サイト「共立トラスト NET SHOP」(共立トラスト)、外食店舗(一期一会グループ)、提携外食店舗(共英グループ)と、幅広く利用できるのである。
リゾートホテル優待券を利用すれば株主用ホテル施設料金表のとおり通常料金よりも割安(2割程度の印象)に利用できるのである。株主用に別途部屋を確保しているので予約はとりやすいのである。予約方法は株主専用フリーコールに電話し予約をとるのであるが、土日祝日は休み、平日も日中のみと平日忙しい人には使いにくいのが少々欠点である。宿泊当日は、リゾートホテル優待券を忘れないことと、支払いは株主優待割引券でもクレジットカードでも可能なのである。
そして、昨年と同様、グループ会社が運営する外食店舗でランチが楽しめる株主食事券(9月30日まで)が同封されたのである。株主食事券は、季の庭(ラビスタ東京ベイ豊洲店、銀座店、神田店、別亭神田店)、小鈴、新橋茶屋、TRATTORIA ItaLia六本木一丁目店、café OASISラビスタ東京ベイ店、café OASIS中野坂上店の9店舗で、次のとおり株主特別ランチが1食無料で食べられるのである。
最後に、5月13日に発表された2022年3月期決算短信によれば、売上高173,701百万円(前期比43.2%増)、営業利益1,431百万円(前期営業損失9,057百万円)、経常利益1,814百万円(前期経常損失9,116百万円)、純利益539百万円(前期純損失12,164百万円)、1株当たり利益18.83円(前期-311.98円)、配当20円(前期20円)と、増収・増益となったものの、やはりホテル事業(営業損失94億円)が大きく影響し、かろうじて黒字転換できたというものなのである。2023年3月期業績予想は、売上高174,000百万円(前期比0.2%増)、営業利益3,000百万円(同109.6%増)、経常利益2,200百万円(同21.3%増)、純利益1,000百万円(同85.5%増)、1株当たり利益25.65円と、まだまだ苦戦が続く予想で、配当は20円が見込まれているのである。