7月7日、USEN-NEXTホールディングス(9418)から、順調な2022年8月期第3四半期決算短信が発表されたのである。売上高174,712百万円(前年同期比13.5%増)、営業利益13,530百万円(同7.9%増)、経常利益12,810百万円(同7.4%増)、純利益6,807百万円(同1.7%増)、1株当たり利益113.31円(前年同期111.43円)と、増収・増益なのである。しかも会社の計画に対して80%程度の進捗率、純利益は第3四半期累計としては過去最高と、順調なのである。
USEN-NEXTホールディングスの「コンテンツ配信事業」、「店舗サービス事業」、「通信事業」、「業務用システム事業」、「エネルギー事業」の5セグメントうち、店舗サービス事業のみ売上高、営業利益が横這いであるが、他の4セグメントはいずれも好業績なのである。巣籠り需要減少から会員数が減少したNetflixショックが4月にあったので、コンテンツ配信事業の伸び悩みが心配されたが、課金ユーザー数265万人(前年同期比18%増)、売上高529億円(同20.1%増)、営業利益49億円(同4.5%増)と杞憂に終わったのである。
なお、2022年8月期業績予想は変更無く、売上高2,200億円、営業利益170億円、経常利益160億円、純利益85億円、1株当たり利益141.47億円、配当予想15円が見込まれているが、第3四半期決算短信の順調さから、ご主人は、業績の上振れ、増配を期待しているのである。