GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

日本モーゲージサービスから2022年3月期の株主優待と配当が届いたのである

74日、日本モーゲージサービス(7192)から、2022年3月期の株主優待と配当(20円)が届いたのである。日本モーゲージサービスの株主優待は、3月末、300株以上の保有者に保有期間に応じて、次のとおりQUOカードとカタログギフトなのである。

株主優待制度

QUOカード(3,000円)

カタログギフト(復興支援のギフト)は、大きな天災(熱海市土石流災害、東日本大震災、令和元年台風19号、西日本豪雨、熊本大地震)に見舞われた地域の産品を網羅したものである。今年のカタログギフトには悲しいことに、20217月に発生した熱海市土石流災害が新たに追加されたのである。カタログギフトには果物、魚介類、肉類、お米、お菓子、調味料等々バラエティに富んだ34品目である。この株主優待のカタログギフトは日本モーゲージサービスが独自に行っているのではなく、長野県の株式会社地元カンパニーが運営する「地元のギフト(https://gift.jimo.co.jp/)」に業務委託を行っているのである。カタログギフトはハガキで申込ができるのであるが、地元のギフトのWEB siteからも申込ができ、驚くのはさらに70品目くらいのWEB限定商品からも選択できるのである。

復興支援のギフト

ご主人と奥様は、300株以上、3年以上保有しているので、QUOカード3,000円分、そしてカタログギフトそれぞれ2品選べるのであるが、悩んだ末に、熊本馬刺し、宮城笹かまセット、北信濃シャインマスカット、岡山シャインマスカットに決定したのである。

熊本 馬刺し

宮城 笹かまぼこ詰合わせ

信濃 シャインマスカット

岡山 シャインマスカット

 最後に、5月9日に発表された2022年3月期決算短信によれば、営業収益7,689百万円(前期比7.9%増)、営業利益1,696百万円(同19.1%増)、経常利益1,699百万円(同20.0%増)、純利益1,130百万円(同19.5%増)、1株当たり利益76.99円(前期65.88円)、配当20円(前期20円)と、増収・増益なのである。コロナ禍にもかかわらず比較的好業績だった理由について、日本モーゲージサービスは、「消費者の雇用・所得環境が悪化するなかでも、各種住宅取得支援政策やテレワークの普及、住宅ローン金利が低い状態で継続したこと等により、消費者の住宅需要は底堅い動きがみられ、新設住宅着工戸数は前連結会計年度比で回復傾向が続きました。」と説明しているのである。20233月期の業績予想は、営業収益7,500百万円(前期比2.5%減)、営業利益1,500百万円(同11.5%減)、経常利益1,500百万円(同11.7%減)、純利益1,036百万円(同8.3%減)、1株当たり利益70.53円、配当予想20円を見込んでいるのである。減収・減益と中々厳しい予想なのであるが、その理由について、日本モーゲージサービスは、「原材料のインフレに対して消費者への価格転嫁が追い着かず、特に当社グループの主な顧客層である「新築住宅の工事を請負う中小規模の住宅事業者」は、契約金額確定後に原材料を仕入れて建設を行う受注生産となるため、原材料価格が上昇し続けるインフレ環境下においては、厳しい経営環境にあります。消費者にとっても住宅価格の上昇によりマイホーム取得が難しくなりつつあり、今後は相対的に新築住宅より割安な中古住宅へのニーズが高まると予想されておりますが、中古住宅の流通活性化のためには住宅事業者と消費者の情報非対称性や、中古住宅に対する品質不安、自宅売却へのハードルの高さ等、多くの課題を解決する必要があり、住宅事業者を取り巻く経営環境は、今後も不透明で厳しい状況が続くものと考えられます。」と、説明しているのである。