GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

2022年8月のポートフォリオ

 ご主人の主目標である年間500万円の配当について、8月末現在、今年の実績と配当予想を合算すると518万円(前月比+1万円)となり、3年振りに500万円を突破する見込みなのである。配当額の増加は、日本リート投資法人の分配金予想よりも分配金実績が少々上回ったのと、JFEホールディングスから第2四半期の配当予想が発表されたのが主な要因なのである。なお、ウクライナ戦争、対ロシア経済制裁、米中対立、世界的な原油高・資源高・食料高、アメリカのインフレ・利上げ・景気後退、円安、国内のコロナ第7波など、波乱要因は数多くあり油断はできないのである。

 8月31日現在のポートフォリオ時価総額は1.91億円(前月比-0.06%)とほぼ横這い、TOPIX(同+1.22%)と日経平均株価(同+1.10%)いずれをも下回り、7月に続いて8月もイマイチだったのである。また、2021年末比でも-9.88%と、まだまだ苦戦しているのである。

 プラス要因は、コロナ禍で苦戦していたFPG、三菱HCキャピタル、みずほリースなどのリース業の復調傾向が続いており、特にFPGは7月28日発表された上昇修正と増配予想を評価し24.50%上昇したこと、決算短信が良好だったトリドールホールディングス、バリューHR、GSIクレオス、立花エレテックなどの上昇が挙げられるのである。年初来高値更新は、7月の16社に続いて、8月は21社(三機工業、SFPホールディングス、サンマルクホールディングストリドールホールディングス、アビスト、FPG、ジャパンインベストメントアドバイザー、GSIクレオス、木曽路ケーヨー、イオン、みずほリース、三菱HCキャピタル、イオンモール共立メンテナンス王将フードサービスキーコーヒーモスフードサービススターツプロシード投資法人、アクティビア・プロパティー投資法人ケネディクス・レジデンシャル・ネクス投資法人)と続出しているは、8月末、9月末の権利取り狙いかもしれないが、良い傾向なのである。

 マイナス要因は、新型コロナ第7波の流行の影響か外食が総じて下落したこと、マックスバリュ西日本と統合したフジは統合時に株価のピークを付けた後半年間ダラダラ下がりが継続していること、リート全体で-1.65%と奮わず、特に8月決算落ちのGLP投資法人、Oneリート投資法人タカラレーベン不動産投資法人(公募による新投資口発行も)が大きく下落したことが挙げられるのである。

 また、身辺整理の一環であるが、ポートフォリオを少し整理するため、さわかみファンドの縮小・廃止に向け一部解約したことから、さわかみファンドの組入比率は7月の8.2%から4.30%に低下したのである。

 時価総額ベスト5

  1位 ベネフィット・ワン      組入比率 10.5%   騰落率  -3.23%

  2位 共立メンテナンス       組入比率  8.9% 騰落率  +7.31%

  3位 ノエビアホールディングス   組入比率  6.0% 騰落率  -2.08%

  4位 タカラレーベン不動産投資法人 組入比率  5.0% 騰落率  -5.79%

  5位 さわかみファンド       組入比率  4.3% 騰落率  +4.82%

 騰落率ベスト5

     1位 FPG                       +24.50%

  2位 トリドールホールディングス      +17.65%

  3位 GSIクレオス            +10.26%

  4位 イオン北海道              +9.76%  

  5位 バリューHR              +7.46%

 騰落率ワースト5

  1位 クリエイト・レストランツ・ホールディングス  -10.49%

  2位 フジ                       -8.03%

  3位 ケーヨー                                                    -7.94%

  4位 モスフードサービス                               -7.69%

  5位 タカラレーベン不動産投資法人          -7.59%

 ということで、8月末現在、主目標である年間配当500万円は達成はほぼ確実ではあるが、波乱要因は多数あり、来年以降の見通しは決して明るくないこと、ポートフォリオの整理を徐々に進めるため、引続き株主優待と高配当を重視し、割安(投資利回りが高い)な銘柄があれば入れ替える程度の地味なポートフォリオ管理を続けて行くのである。