9月5日、SBI証券から、【該当するお客さまへのお知らせ】2022年NISAロールオーバーについて(10月上旬開始予定)と題するメールが送られてきたのである。2018年にNISA口座で取得した株のロールオーバーの手続きが10月上旬から可能となることから、事前の準備のために案内が送信されてきたものである。
それから1ヶ月、2018年にNISA口座で取得した株、スターアジア投資法人(3468)、投資法人みらい(3476)、及びタカラレーベン・インフラ投資法人(9281)をロールオーバーすべきか否か悩んでいたが、急展開が起きたのである。まずは、リート、特にコロナ禍でオフィス需要の減少の影響を受けたオフィス型と、投資口価格が高騰した物流型が下落に転じるなど、軟調気味な上にアメリカの景気後退が危惧されることから、スターアジア投資法人を速やかに売却したのである。
さらに、9月28日、合同会社グリーンエネルギー(非上場)は、タカラレーベン・インフラ投資法人に対する公開買付の実施を発表したのである(詳細は9月30日)。この公開買付について、タカラレーベン・インフラ投資法人は応募の推奨を行っていることからも成立(上場廃止)の可能性が高いと推測されるのである。買付価格は127,000円、買付期間は9月29日から11月11日、公開買付代理人はSMBC日興證券(公開買付復代理人は無し)なのである。ということで、面倒ではあるがSMBC日興證券に口座を開設して公開買付に応募するか、買付価格より安い投資口価格に我慢して市場で売るか、少々悩みどころなのである。
投資法人みらいは、10月末が決算期なので、これまた、悩むタイミングなのである。
今後、ウクライナ戦争の長期化、対ロシア経済制裁、米中対立、世界的な原油高・資源高・食料高の継続、アメリカのインフレ・利上げ・景気後退、円安、コロナ禍など、波乱要因は数多くあり、アメリカ株式市場の下落の影響を受け、ご主人は、日本の株式も低調に推移する可能性が高いと推測し、2023年に割安に株式が買えると予測し、今年はロールオーバー無しという結論になったのである。