コロナ禍も間もなく3年、当初は日本を含め各国は厳しい水際措置をとってきたが、今や海外ではワクチン接種または渡航前のPCR検査陰性証明を条件に、入国時の隔離措置が不要という国が増え、日本でもワクチン接種を条件に日本渡航前72時間以内のPCR検査陰性証明が不要・入国時検査不要・隔離措置不要となり、10月11日からは入国旅客数の上限が撤廃されるなど、海外旅行のハードルが下がってきたのである。
ということで、ご主人は3年振りの海外旅行、タイ旅行を計画し始めたのである。しかしながら、ウクライナ戦争による原油高騰、アメリカ発のインフレ・利上げの影響で急激な円安ということで、燃油特別付加運賃が上昇、つまり航空券の高騰という新たなハードルに直面しているが、10月11日から入国者数の上限が撤廃⇒旅行者が増える⇒フライトが増える⇒航空券の下落を、ご主人は期待しているのである。
渡航時期は、年末年始の繁忙期を避け、避寒を兼ねて1月中旬・下旬を考えているのである。ということで、以前から頻繁に利用しているJALのHPで確認すると、最安値136,420円、うち燃油特別付加運賃と空港使用料等で67,420円なのである。燃油特別付加運賃は10月1日から11月30日の発券では29,800円となるので、往復で59,600万円も必要なのである。
因みに、JALでは、燃油特別付加運賃を2カ月ごとに、直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づき決定しているのである。10月から11月の燃油特別付加運賃は、6月から7月のシンガポールケロシン市況価格2カ月平均(1バレルあたり151.56米ドル)と同期間の為替平均1米ドル(135.18円)を乗じたシンガポールケロシン市況の円貨換算額(20,488円)が基となっているのである。8月から9月のシンガポールケロシン市況価格2カ月平均は前2ヶ月よりは下がっているが、同期間の為替平均1米ドルは円安に振れているので、12月から1月発券の燃油特別付加運賃は、10月から11月発券の燃油特別付加運賃と大差ないと推測されるのである。