6月30日、共立メンテナンス(9616)から2022年3月期の株主優待と配当が届いたのである。共立メンテナンスの株主優待は、3月末、9月末、保有株数、保有期間に応じて、グループ会社が運営するドーミーイン、リゾートホテル、飲食店などで使える株主優待割引券(有効期間7ヶ月)、及びリゾートホテルが割引価格で利用できるリゾートホテル優待券(有効期間7ヶ月)が貰えるのである。そして、昨年と同様、グループ会社が運営する外食店舗でランチが楽しめる株主食事券が同封されたのである。
全国旅行支援が始まったということで、ご主人と奥様は、早速株主優待割引券とリゾートホテル優待券で、共立リゾートのホテルに遊びに行くことにしたのである。株主専用フリーコールに電話しても全く繋がらず、予約が取れるのか少々心配になったのであるが、16回目のコールで漸く繋がったのである。各リゾートホテルは株主用に客室を確保しているという話のとおり、箱根小涌谷の水の音(みずのと)は空室があり、しかも全国旅行支援も利用できるので早速予約したのである。10月の平日は閑散期扱いなので一番安く、2人で32,000円のところ、全国旅行支援で1万円引きなので22,000円、そして6,000円のクーポンが貰えるのである。
なぜ、水の音なのか、なぜ箱根なのかと言えば、勿論、自宅から遠くないというのも理由であるが、今回の大きな理由は神奈川県だからなのである。全国旅行支援は、平日の宿泊で1人3,000円のクーポンが提供されるが、有効期間が都道府県によりバラバラなのである。東京都、群馬県、山梨県、千葉県など多くの県が旅行期間中のみ有効なのであるが、神奈川県は旅行最終日の翌日から起算して7日後又は実施期間最終日翌日(2022年12月21日)のいずれか早い日付まで、埼玉県は旅行日に関係なく一律12月21日までなのである。ということで、ご主人と奥様は6,000円分のクーポンを使い切れない場合を想定して、後日東京に近い川崎市・横浜市の店舗で利用することも考えているのである。神奈川県、埼玉県の発想は、例えば東京都からの旅行者が、全国旅行支援対象の旅行後、再度両県の東京都に近い地域に来訪することを期待していると推測されるのである。
もう一つ、オマケの理由として、全国旅行支援が始まって各地で便乗値上げの声が聞こえてきたが、共立メンテナンスの株主向けの優待料金は、6月に株主優待が届いた時点で2023年1月まで確定しているので、便乗値上げなんてことはない安心料金なのである。