ご主人は、1月4日、今年の投資方針の中に、「断捨離、終活などという大袈裟さなものではないが、身辺をシンプルにするというか、無駄や使わないモノを徐々に減らすために生活全般を見直し、銀行口座、証券口座、クレジットカード、ネット会員、そして小物などを減らしたいと思っているのである。」というのがあるのである。
ということで、退職時から年金受給開始時まで生活費に充てる計画であったさわかみファンドは、実際にはまだ生活費としては必要ではないが、身辺整理の一環として、また欧米での景気後退予測を踏まえ、徐々に一部解約を始めており、11月に残りをすべて解約したのである。解約金はすべて現金でプールし、将来生活費に流用していく計画なのである。
さわかみファンドは、2000年から2016年まで累計978万円を積み立て、今年まで22年運用したその成績は、解約金合計2,318万円、つまり投資リターンは2.37倍なのである。期待していたほどのリターンはではなかったが、積立額の2倍以上にはなったので、なんとか合格というレベルなのである。やはりアクティブファンドの宿命、信託報酬比率1.10%と高いのが、伸び悩んだ原因なのかもしれないのである。