GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

稲畑産業から2023年3月期第2四半期の株主優待と配当が届いたのである

 

QUOカード(3,000円)

 12月1日、化学専門商社の稲畑産業(8098)から、2023年3月期第2四半期の株主優待と配当(50円)が届いたのである。稲畑産業株主優待は、9月末、保有株数、保有期間に応じて、次の表のとおりQUOカードが貰えるのである。

株主優待制度

 保有株数が増え、長期保有すればQUOカードが増額されるものの、投資効率で言えば、家族で100株ずつ保有するのが最も効率的なのである。他の企業とは異なる注意点は、保有株数の基準日が株主優待の権利日だけではなく、年4回(3月末、6月末、9月末、12月末)あり、いずれの基準日にも、同一株主番号で必要な株数を保有していなければならないのである。ということで、ご主人は300株以上を半年以上保有しているので3,000円分のQUOカード、奥様は300株以上を保有しているが300株としての保有期間は半年未満なので、100株以上を半年以上保有が適用されて1,000円分のQUOカードなのである。

 11月7日に発表された2023年3月期第2四半期決算短信によれば、売上高373,415百万円(前年同期比13.6%増)、営業利益10,546百万円(同4.8%減)、経常利益10,310百万円(同14.4%減)、純利益9,616百万円(同28.9%減)、1株当たり利益168.58円(前年同期224.56円))と、増収・減益となっているのである。経常利益と純利益が営業利益に比べ大きく減少しているのは、投資有価証券売却益が約31億円減少(6,546百万円⇒3,459百万円)しているのが影響しているのである。2023年3月期通期業績予想は、売上高7,300億円(前期比7.2%増)、営業利益195億円(同2.8%減)、経常利益205億円(同5.3%減)、純利益205億円(同8.3%減)、1株当たり利益358.91円、年間配当予想115円(期末65円)が見込まれているのである。

 因みに、2012年3月期の年間配当は21円(前期26円)と減配した以降、2013年23円、2014年30円、2015年33円、2016年36円、2017年40円、2018年40円、2019年48円、2020年60円、2021年63円、2022年110円、2023年3月期115円と、11期連続減配無し、5期連続増配の見込みなのである。2023年3月期の配当性向は32.0%(115円÷358.91円)と余裕なのである。

 なお、1,000円のQUOカードのデザインは、一般社団法人障がい者自立推進機構が運営する事業「パラリンアート(Paralym Art)」に、障がい者アーチストが創作し、登録したアートなのである。そして、これをパラリンアートのオフィシャルパートナー企業が、有償で版権を利用できるのである。因みに、ご主人のポートフォリオのなかでは、FPG(7148)、ティーガイア(3738)、みずほリース(8425)、ケーヨー(8168)、稲畑産業の5社がオフィシャルパートナー企業なのである。

QUOカード(1,000円)