1月4日、ザイ・オンラインに公開された「連続増配株ランキング」ベスト20についての検証なのである。この特集を取り上げている理由について、『つまり、長期間にわたって「増配を続けている」企業は、それだけ長期的に業績を伸ばしていたり、一時的に業績が落ちても配当を出せるようにしっかりと利益を蓄積できていたりする「優良企業」と判断することができるのだ。しかも、「配当が増える」だけでなく、それに伴って「株価も上がる」傾向があるので、「増配株」は実に魅力的な投資先なのだ。』と説明しているのである。
ということで、第3位は、ご主人が保有しているなかでもっとも長期の23期連続増配の三菱HCキャピタルなのである。三菱HCキャピタルについては、「2000年3月期に増配を開始して以来、23年連続で増配を続けており、年間配当額は35.0倍に成長した。直近3年での増配率は1.19倍で、年平均6.0%の増配をしている計算になる。」とコメントしているのである。三菱HCキャピタルのEPSはコロナ禍の2021年3月期には62.10円と落ち込んだが、その後は69.20円、そして2023年3月期は予想EPS76.60円と回復し、配当予想31円、配当性向40.5%と無理のない数字であり、24期連続増配が見込まれているも。
三菱HCキャピタルの株価は、リーマンショック、コロナショックなどの時は急落しているが、業績自体堅調ということもあり、都度回復しているのである。1月6日現在の株価は637円、予想PER8.32倍、PBR0.6倍、近年は500円~700円のボックス相場が続いているなど低評価なのは、あまり高い成長が見込まれないからと推測されるが、急落したときに購入する限りは今後も連続増配の恩恵を享受できそうなのであ。
因みに、ご主人は平均537円で購入しており、24期連続増配が見込まれる2023年3月期の配当予想31円なので、投資利回りは5.77%なのである。