1月13日、クリエイト・レストランツ・ホールディングから、『「株主様ご優待券」のご利用店舗拡充に関するお知らせ』が発表されたのである。このお知らせは、株式会社サンジェルマン及びその子会社である株式会社北海道サンジェルマンが、昨年12月に新たにクリエイト・レストランツ・ホールディングに傘下となったことから、2月1日から、両社が運営するベーカリーにおいて、新たに株主優待券が利用できる旨を公表したものなのである。
株式会社サンジェルマンは関東を中心に、サンジェルマン、プルミエサンジェルマン、タンドレス、フラマンドール、ドゥマゴの5ブランド、株式会社北海道サンジェルマンが運営する、レフボン、サンヴァリエ、小樽サンジェルマンの3ブランド、両社合わせて計94店舗で利用できるようになるのである。
また、同日、クリエイト・レストランツ・ホールディングから、2023年2月期第3四半期決算短信が発表されたのである。売上収益840億円(前年同期比50.8%)と大幅な増収となったものの、コロナ禍による休業・時短協力金等が大きく減少したため、営業利益56億円(同51.5%減)、税引前利益54億円(同52.7%減)、純利益37億円(同49.2%減)、1株当たり利益18.01円(前年同期39.58円)と、利益はいずれも減少しているのである。なお、2023年2月期の業績予想と配当予想は変更はないのである。
そして、翌営業日である1月16日、日経平均株価が297.20円安(-1.14%)と「地合いが悪い中、クリエイト・レストランツ・ホールディングの株価終値は、前日比41円高(+4.69%)の916円と上昇したのである。これは、売上収益が大きく伸びたことを評価したものと推測するが、もしかしたらパン好きの人が多数参戦したのかもしれないのである。