通常のガソリン車の場合、5年または5万㎞がタイヤ交換の一つの目安とされているが、プリウスくんはハイブリッド車ということで、ご主人は回生ブレーキによる減速を多用することにより、タイヤと路面との摩擦を低減し、ガソリン車と比較してタイヤの摩耗が少ないのである。プリウスくんの前回のタイヤ交換は2018年2月なので既に5年を経過、さらにその間の走行距離は78,000㎞を超えたのであるが、タイヤ溝は未だ約6㎜あり(新品は約8㎜、車検通過には最低1.6㎜必要)、走行には支障はないのである。しかしながら、タイヤの表面には小さなひび割れが発生し始め、また、ご主人は車の買替えを検討しているが、未だにハイブリッド車の納期は半年以上、メーカーオプションによっては更に1ヶ月から半年必要という状況のうえ、オートバックスは5月8日からタイヤの値上げを予定していること、3月はオートバックス会員のBirthday割引10%が利用できることから、ご主人はこのタイミングでタイヤ交換をして、買替えまでの安全を確保することにしたのである。
ということで、3月27日、ご主人はオートバックスに出かけたのである。タイヤの種類はたくさんあり、高額なものも多いが、5年間使用するということではないので、一番安いタイヤにしたのである。安いタイヤとは言え、新しいタイヤの規格は195/65R15 91V、つまり195(タイヤ幅195㎜)、65(扁平率65%)、15(タイヤ内径15インチ)、91(ロードインデックス91(タイヤ1本で615㎏を支えることができる))、V(タイヤが規定の条件下で走行することが可能な最高の速度が時速240㎞)と、十分な性能なのである。値段はタイヤ4本セット22,900円のところメールで配信されたBirthday割引10%を利用して20,610円、このほか、作業工賃7,040円、バルブ4本1,100円、古タイヤ4本処分料1,320円、以上合計30,070円なのである。そして支払は、オートバックスセブン(9832)の株主優待であるオートバックスグループギフトカードなのである。