5月1日、イオン北海道(7512)から、2023年2月期の株主優待券、配当金(12円)、定時株主総会召集通知が届いたのである。イオン北海道の株主優待は、以下の「株主様ご優待券のご案内」のとおり、2月末、保有株数に応じて株主優待券(100円引き券、有効期限2024年6月)がもらえるのである。
また、500株以上の株主に全国のイオンラウンジが使える「株主さまカード」が提供されるものの、コロナ禍により3年以上利用が停止されていたが、2023年6月以降の順次再開される予定なのである。さらに、2023年2月期から、500株以上を3年以上継続保有の株主には、2月末時点の保有株式数に応じて、次のとおり「イオンギフトカード」が貰える長期保有株主優待制度が導入されたのである。
イオングループのスーパーマッケットのなかでは、イオン北海道の株主優待券が一番早く届くのである。それもそのはず、イオン北海道の株主優待は株主優待券(100円引き券)のみであるが、マックスバリュ東海、フジ、イオン九州、USMHは、株主優待券(100円引き券)または地域特産品との選択であるため6月に届くのである。
最後に、4月12日発表された2023年2月期決算短信によれば、売上高3,172億円(前期比1.3%減)、営業利益83億円(同25.3%増)、経常利益85億円(同27.1%増)、純利益47億円(同23.0%増)、1株当たり利益33.82円(前期27.53円)、配当12円(前期12円)、配当性向35.5%(前期43.6%)なのである。2023年2月期から収益認識会計基準等を適用しているため減収となっているが、適用しなかった場合の売上高は3,288億円(前期比2.3%増)となり、増収・増益、しかも売上高は過去最高なのである。増収・増益の要因は、売上高の伸長に加えテナント収入が回復し、水道光熱費の高騰による影響があったものの、省エネの取組み、人件費や一般費の削減に務めた結果なのである。また、業態別(総合スーパー、スーパーマッケット、ディスカウントストア)、商材別(食品、衣料、住居余暇)でみても増収となっており、全般的に売上が好調だったのである。2024年2月期業績予想は、売上高3,310億円(前期比4.3%減)、営業利益88億円(同5.4%増)、経常利益88億円(同3.5%増)、純利益48億円(同2.0%増)、1株当たり利益34.49円、配当予想12円(配当性向34.8%)が見込まれているのである。