5月15日、三菱HCキャピタル(8593)から、2024年3月期決算短信が発表されたのである。売上高1兆8,505億円(前期比2.9%増)、営業利益1,461円(同5.4%増)、経常利益1,516億円(同3.8%増)、純利益1,238億円(同6.5%増)、1株当たり利益86.30円(前期80.95円)、配当37円(前期33円)、配当性向42.9%(前期40.8%)と、増収・増益・25期連続増配となったのである。純利益は2期連続で過去最高益を更新した理由について、三菱HCキャピタルは、「航空やロジスティクスセグメントにおける利益の計画比上振れ」と説明しているのである。
2025年3月期通期業績予想は、純利益1,350億円(前期比9.0%増)、1株当たり利益94.11円、配当予想は40円(配当性向42.5%)が見込まれているのである。通期業績予想について、三菱HCキャピタルは、「前期に計上した特別利益の反動減が生じるものの、航空セグメントをはじめとした各事業の伸長、前期に計上した大口損失の剥落などにより、2025年3月期の親会社株主に帰属する当期純利益は前期比111億円(9.0%)増益の1,350億円を予想。」と説明しているのである。ということで、配当予想の40円は前期比3円増配、配当性向は42.5%と余裕の数字ということで、26期連続増配はほぼ確実なのである。