7月23日、全国保証(7164)の株価は、一時前日比131円高(+2.20%)の6,078円と、7月12日につけた6,044円以来11日振りに上場来最高値更新したのである。
全国保証の株価は、5月9日、一時前日比186円高(+3.26%)の5,890円と、2021年9月19日5,880円以来2年8ヶ月ぶりに上場来最高値更新したものの、その日の15時発表された2024年3月期決算短信が評価されなかったのか、翌日以降下落したのである。5月22日につけた5,440円を底に徐々に上昇、IR情報がないなか、6月24日僅か5円であるが5,895円と1ヶ月半ぶりに上場来最高値更新し、さらに翌25日、5,986円と2日連続上場来最高値更新したのである。7月に入り、3日5,995円、4日6,016円、5日6,029円、12日6,044円と上場来最高値更新し、そして23日6,055円、さらに、24日には6,117円と2日連続上場来最高値更新したのである。
上場来最高値更新を繰り返している要因について、全国保証の配当と株主優待は3月の1回のみであることから権利取りを狙ったものではなく、また、IR情報も無いなかでの上場来最高値更新なので、強いて挙げれば、7月20日に発売された月刊ダイヤモンド・ザイに「10年配当株ランキング」1位として取り上げられたことくらいなのである。「10年配当株ランキング」とは、直近10年減配していない、この先10年も配当維持の可能性大という点を評価したランキングなのである。
このランキング1位となった全国保証について、月刊ダイヤモンド・ザイは、「全国保証は信用保証の大手。なかでも、住宅ローン保証では国内最大級。提携金融機関数は、2024年3月末時点で719にのぼる。配当性向を除き、全項目で満点の評価となった(配当維持・増配・増益・規模は20点満点。配当性向・利益率は10点満点)。配当性向は、2026年3月期までに段階的に50%に引き上げるとしており、株主還元の充実を図る。昨今の金利上昇が運用利回りの向上など本業にポジティブに働き、業績には安定感がある。今期も増収増益の予想。周辺事業への進出やM&Aによる成長も模索しており、先行き期待感も十分だ。「QUOカード」やカタログギフトがもらえる株主優待も魅力的。」とコメントしているのである。
因みに、全国保証の中期経営計画では、配当性向を段階的に引き上げ、最終年度(2026年3月期)は50%の目標としており、これを踏まえ2024年3月期の配当性向は40.6%、配当は170円で12期連続増配を達成、2025年3月期は、配当性向45.1%、配当197円で13期連続増配が予定されており、2026年3月期の配当は243円で14期連続増配が計画されているのである。
