7月28日11時半、ヒューリック(3003)から、2024年12月期第2四半期決算短信が発表されたのである。営業収益204,852百万円(前年同期比11.3%増)、営業利益68,923百万円(同3.4%増)、経常利益64,856百万円(同4.2%増)、純利益44,130百万円(同0.0%増)、1株当たり利益57.98円(前期57.98円)、中間配当26円(23円)と、増収・増益なのである。純利益が微増益な要因は一過性の特別損失によるものであるが、中核事業である不動産賃貸事業では、賃貸オフィスの空室率が1%未満、平均賃料は市場平均を上回るほか、ホテル・旅館事業の営業利益は1,532百万円(前年同期比584.0%増)と好調など、本業の好調さが伺われるのである。
2024年12月期通期業績予想には変更は無く、営業利益1,530億円(前期比4.6%増)、経常利益1,440億円(同4.7&増)、純利益980億円(同3.5%増)、1株当たり利益128.78円と増益が見込まれ、配当予想52円(配当性向40.3%)と、12期連続増配が見込まれているのである。
ヒューリックの株価は決算短信発表後の後場は、前場の終値より20円ほど高値でスタートしたが、その後は日経平均株価同様ジリ下がり、終値は前日比6.5円安(-0.45%)と、反応薄だったのである。